アジとタチウオという二本柱は動かないまま、脇役が入れ替わった週だった。出船は213便で前週の188便より増え、アジは69便、タチウオは60便。その横で、カワハギが6便から12便に、マダイが6便から10便に増え、イナダとサゴシは前週ゼロから3便ずつ上がった。前週ゼロだったヤリイカは、10/11の一之瀬丸で記録が載った。冬の釣り物が少しずつ顔を並べ始めている。
背景には、週の前半の荒れと後半の凪がある。10/6は波高が1.26mまで上がって15便にとどまったが、10/9以降は0.2〜0.5mのベタ凪が続き、10/10は49便、10/11は47便まで回復した。凪の週末にカワハギが各船で2桁そろったのは、海が落ち着いて底を丁寧に探れたからだろう。かみやは10/8に36枚、10/9と10/11にも9〜12枚を出し、須原屋(葛西)や一之瀬丸も10枚前後を並べた。
数を取る釣りは変わらず元気だ。粂丸(横浜)は10/5に157匹、10/6に161匹、10/10に100匹、10/11に102匹と、4日でアジが三桁になった。品川ひらい丸は10/10に134匹、かめだや(羽田)は10/9に102匹。長崎屋(横浜)のシロギスは10/7に139匹、10/10に112匹、10/5に103匹と、三桁が3日あった。野毛屋(金沢八景)のマダイは10/10に0〜6枚、0.3〜4kgと、良型も混じった。
来週は水温がもう一段下がり、カワハギとヤリイカが数を伸ばすかどうかが見どころになりそうだ。アジとシロギスは型が上向く時期なので、数を狙うならアジ、釣り味を楽しむならカワハギと、気分に合わせて釣り物を選ぶ乗り方がよさそうだ。