季節の入れ替わりがはっきり見えた 1 週間だった。シロギスとアジという通年の柱に加えて、マダコ・アナゴ・タチウオという夏の三点セットが本格化。長崎屋のマダコは 0.3〜2.5kg と型もよく、つり幸(川崎)のタチウオは 41 本まで数を伸ばした。
夏物が動いたのは、台風で海がかき混ぜられた後に水温が一段上がったから。特にタコは雨後の濁りを好む傾向があり、多摩川の出水がプラスに働いた。乗っ込みのピークと重なって、湾奥のタコ場は「今が一番面白い」状態にある。
柱のほうも揺るがない。シロギスは須原屋(葛西)132 匹・つり幸 127 匹・かめだや(羽田)117 匹と三桁が並び、アジは粂丸(横浜)が 50〜145 匹。かめだやからは「中型中心に一日ポツポツ釣れ続いた」という趣旨の穏やかな報告が続き、数字の割に釣り味は落ち着いていたようだ。
来週は梅雨明けの安定した海が続く見込みで、夏メニューはどれも上向き。アナゴの夜便は暑さを避けられる意味でもこの時期の狙い目だ。