数字で並べると差がはっきりする。シマアジは11船宿・47便で大原から小湊に集中し、前週の40便からさらに伸びた。スルメイカは11船宿・46便で川津や富津など内房側が中心。銚子から飯岡にかけてはヒラメ47便とマダイ50便が柱で、孝進丸(銚子)が9/6に18枚、9/2には5.8kgを取っている。
三極化を生んでいるのは地形と潮だ。外房南は水深10〜20mの根周りにコマセが効き、シマアジが浮いてくる。内房から外房北の深場は水深170m前後でスルメイカの群れが濃い。銚子沖は浅場の泳がせと深場の底物の両方が近く、1隻が日替わりで狙いを変えられる。鈴丸(川津)が8/31にスルメイカ109匹を出した日、優光丸(飯岡)はマダイ25匹という具合に、同じ県内でまったく別の釣りが同時に成立していた。
どちらを選んでも外れが少ないのが今の千葉の強みだ。寿々木丸(小湊)はシマアジ12匹と2.3kg、さえむ丸(金谷)は9/5にアジ204匹。松栄丸(大原)はマハタ7匹と4kgで、根魚の一発も狙える。
来週は水温が下がり始める時期で、シマアジは終盤戦に入る可能性がある。数を確実に取りたいなら内房のアジかスルメイカ、型を狙うなら外房の根魚という選び分けが効きそうだ。