萬栄丸のカツオは今シーズンここまでの全記録を確認しても8/8が唯一の記録で、正真正銘の初物。船長も「食いの良いナブラをやらせてもらいバリバリに近い状態でした」と振り返っており、群れが本格的に房総沖まで北上してきたことを示している。
台風13号は8/3〜8/6にかけて千葉沿岸を直撃し、臼井丸(大原)や隆正丸(飯岡)など多くの船が連日欠航に追い込まれた。荒天が過ぎ去った8/7以降、出船数は日を追って回復し、暖水が接岸したタイミングでカツオの群れも一気に姿を見せた形だ。
隆正丸は台風明けの8/8に「全員がヒラメをゲット」と好発進。浦安の吉野屋はシロギスが8/7時点で20〜104匹と高水準を維持し、乙浜のしまや丸はスルメイカが8〜58匹・27〜42cmとサイズアップも見せている。
カツオが本格的に入り始めたということは、これから房総沖の夏は青物中心の展開に移っていく可能性が高い。シロギス・スルメイカもまだ崩れていないため、選択肢の多い状態がしばらく続きそうだ。