今週の千葉は「誰が一番か」よりも「どれだけ多彩か」が特徴的だ。太平丸のヒラマサは 17.7kg・15.3kg・6.6kg と 3 回に渡って大型が入り、萬栄丸のキハダ 24kg、豊国丸(竹岡)のブリ 7.15kg も加わって、大物の魚種が一つに偏らない。
外房から内房まで幅広く大物が入ったのは、黒潮の分岐流が房総半島沿岸に寄っているため。青物の回遊ルートが例年より沿岸寄りになり、複数の港が同時に恩恵を受けている状態だ。
大物だけでなく数釣りも崩れていない。スルメイカは鈴丸(川津)120 杯、和八丸(松部)116 杯と三桁が続き、シロギスは隆正丸(飯岡)が 106 匹。ヒラメも孝進丸(銚子)で 4kg 台が複数出ている。
来週も黒潮の位置が大きく動かない限り、この「大物が広く分散する」傾向は続きそうだ。特定の一隻に絞らず、近場の船を選んでも大きく外れない安心感がいまの千葉にはある。