突出した一発というより、複数の港が同時に外さないのが今週の静岡の特徴。須崎のイサキ 110 匹は梅雨イサキの本番らしい数字で、駿河湾のムギイカも勘栄丸が 106 匹と全開。根魚のアカハタまで含めて、伊豆・駿河のどこに乗っても本命に出会える厚みがあった。
この安定感の背景には、黒潮の影響を受けやすい伊豆半島南端の地形の多彩さと、梅雨の凪で出船が続いたことがある。須崎は水深・地形が変化に富み、イサキ・アカハタ・ウメイロと一帯で複数の魚を狙える。駿河湾内湾はムギイカが居着いた状態が続いている。
脇を固める魚種も豊富。大黒屋丸は 6/17 にウメイロ 6〜17 匹を交え、手石の愛丸はキンメダイ 20 匹にムツ。御前崎・焼津方面ではアジ、宇佐美の秀正丸もムギイカ五目と、東西の沿岸で役割が分かれている。
来週もムギイカは 6 月後半まで続く見立てで、イサキは梅雨いっぱい本番。アカハタなどの根魚は夏に向けてさらに上向く時期に入る。