イシナギ 42kg は大型底物としては別格の重さで、船中でもそう頻繁には出ない一本。同じ週にヒラマサ 30kg 級が複数の港から報告されるのは珍しく、特定の一隻の当たりではなく駿河湾全体で青物と底物が同時に活性化していることがうかがえる。
背景にあるのは黒潮の接岸が続いていること。先週の静岡(マダイ 7kg・カンパチ 9kg)からさらに型が上がっており、餌となる小魚が湾内に濃く残っていることが大物の連鎖につながっている。
手石のもき丸もヒラマサ 20kg・カンパチ 20kg と続き、下田の龍正丸はスルメイカでも 320 杯と数釣りの看板を落としていない。大物と数釣りが同じ週に両立しているのが今の駿河湾の強さだ。
黒潮が安定して入り続ける限り、この大物ラッシュはもうしばらく続く見込み。イシナギやヒラマサ級を想定するなら、通常より一回り太いタックルで臨みたい。