竿頭が 65〜68 匹で 3 隻並ぶというのは、腕や運ではなく「海全体に群れが均一に濃い」ことの証明になる。サイズも 25〜40cm と型ぞろいで、湘南のアジは当たり外れのない週だった。沖右ヱ門丸にいたっては週 32 便を出してこの水準を守っており、回転数と安定感の両立が光る。
梅雨明けの湘南沖は水温のムラが少なく、アジの群れが特定の瀬に固まらず広く散らばった。これが「どこで竿を出しても同じくらい釣れる」今週の展開につながっている。裏を返せば竿頭争いには向かない海だが、家族連れや初心者にはこれ以上ない条件だった。
イカも続いている。長三朗丸(葉山)のスルメイカが 9〜122 杯と三桁を守り、坂口丸(早川)も 99 杯。まごうの丸(茅ヶ崎)はシロギス 56 匹に夏アマダイ 12 匹と、砂物の選択肢も揃う。
来週は三連休で乗船者が増えるが、群れが広く散っている今の相模湾は混雑に強いはず。「連休に外したくない」という人にこそ、今の茅ヶ崎・平塚のアジを勧めたい。