派手な束釣りはないが、相模湾はこの週イカ・アジ・深場・走りのカツオまで幅が広く、どこに乗っても何かしら持ち帰れる懐の深さが身上だった。台風で週の大半が止まったぶん、28 日の再開日に各港の実力が一度に出た格好。
台風が速く抜けて凪が戻り、葉山〜真鶴〜早川のイカ船が一斉に動けたことが大きい。スルメ・マルイカは光に敏感で、台風一過の落ち着いた曇天はむしろ好条件。葉山沖では水温 22℃ 台に乗って秀吉丸に カツオ の群れが入り、1 本釣りで 30 本という夏の走りも見えた。
スルメは國敏丸が初島沖で 99 匹、早川の坂口丸も 9〜99 匹と西で勢いがある。マルイカは葉山の秀吉丸が 42 杯。茅ヶ崎は沖右ヱ門丸がアジ・シロギス・カサゴ・マダイの四目、海成丸はアジ 33〜45 匹。小坪の太郎丸は深場でキンメダイ・クロムツの多点掛けと、層が厚い。
来週はイカ各種が 6 月後半も続く見立てで、葉山のカツオは群れ次第ながら夏に向け期待大。迷ったら多魚種を狙える茅ヶ崎、引きを楽しむなら西のスルメが乗り時。