瀬戸丸の 176 匹は、数だけでなく型も 19〜37cm と幅があり、脂の乗った良型がしっかり交じっての数字。しかも同じ日にマルイカでも 18〜72 杯を出しており、一つの船が二枚看板で結果を出すという剣崎沖らしい懐の深さを見せた。新徳丸(松輪)も 7/15 に 96〜100 匹——最低 96 匹という揃い方で、船長の「クーラーがいっぱいになって早上がり」という趣旨の報告がこの海域の現状を一番よく物語っている。
イサキがここまで濃いのは、剣崎沖の水温が 22℃ 台で安定し、群れが瀬に居着いたまま動かないため。潮の濁りが薄れた日に食いが立つ傾向がはっきりしていて、各船とも朝の数時間で勝負が決まる展開が続いている。
イサキの陰でアジも静かに強い。関義丸(走水)が 7/13 に 29〜92 匹、海福丸(大津)が 83 匹。タチウオはムツ六釣船店(大津)が 41 本(65〜105cm)と夏の型が出はじめ、山下丸(久比里)のカワハギ 18 枚まで、脇役の層も厚い。
連休後半もイサキは本命の筆頭。例年、剣崎のイサキは 7 月末から徐々に型が小さくなるので、「脂の乗った良型を数で」という一番おいしい時期は残り 2〜3 週と見る。乗るなら早めに。