数字を並べると悩ましさがよく分かる。アジは海福丸 125 匹・いなの丸(大津)117 匹・みのすけ丸(久比里)112 匹。イサキは伝五郎丸 160 匹・瀬戸丸(松輪)114 匹・あまさけや丸(三崎)110 匹。三桁の船の数まで同じで、しかもどちらも最低値が 2 桁後半と底堅い。
両立しているのは、半島の東西で別の潮を使えている(東京湾口の濁り潮にアジ、剣崎沖の澄み潮にイサキ)ため。ひとつの海域に依存していないので、片方が潮で崩れてももう片方が生きるという、三浦の地の利がそのまま出た週といえる。
迷ったら食べ方で決めるのがおすすめだ。たたきや南蛮漬けで数を食べたいならアジ、脂の乗った塩焼きと刺身で勝負するならこの時期のイサキ。ちなみにみのすけ丸は最低 64 匹という揃いで、「全員がしっかり持ち帰る」タイプ。タチウオも関義丸(走水)で 64 本と伸びており、第三の選択肢まである。
来週もこの二枚看板は続く見込み。イサキは例年 7 月後半から型が落ち始めるので、良型狙いならイサキを先に。アジは 8 月まで安定して続くはず。