56kg のキハダは相模湾側でも滅多に出ない大きさで、ドラグとやり取りの両方が試される一本。1 週間で 3 本という頻度の高さは、単発の回遊ではなく群れそのものが長井沖に居着き始めたことを示している。
背景にあるのは黒潮の接岸だ。暖水がまとまって入り込んだことで餌のベイトが濃くなり、大型の青物が沿岸近くまで差してきている。三崎のあまさけや丸でもブリ 7.8kg・ワラサ 5.6kg・マダイ 5.2kg と大型魚が連日交代で入り、間口の一郎丸では今季のカツオが 30 本と顔を見せた。青物の役者がひと通りそろった格好だ。
青物の陰で数釣りも崩れていない。みのすけ丸(久比里)がアジ 121・108 匹、海福丸(大津)も 110 匹と、40cm 級の良型主体で三桁が続く。青物か数釣りか、選択肢に困らない週だった。
黒潮の接岸が続く限り、キハダ・ブリ級の大物シーズンはもうしばらく続く見通し。太めのラインとドラグの再点検だけは、乗る前に済ませておきたい。