減り方は魚種によって差が出た。最も影響を受けたのはマダイで、67便から38便へ4割以上減った。一方でマルイカは23便から27便へ増え、アカムツも15便から14便と便数を保っており、夜と深場の釣りは荒天の影響を受けにくかったことがわかる。
理由は出船時間帯にある。鹿島沖の日中は風が上がりやすい一方、夕方から夜にかけては比較的落ち着く日が多い。半夜のイカ便はその時間を使えるため、日中のテンヤ真鯛が中止になる日でも出られる。スジイカの1出船あたり117匹という水準は、限られた出船機会にきっちり当てた結果だ。
踏ん張った船は他にもある。仙昇丸(那珂湊)が9/4にムギイカ99匹、長岡丸(鹿島)は9/5に5.6kgのマダイ。第十五隆栄丸(平潟)は9/2に9.3kgのヒラメを取っており、荒れた週でも大型は出ている。
来週は高気圧が張り出せば出船数の回復が見込める。マダイは便数が戻れば数も戻りやすい釣り物なので、凪の予報が出た日を狙って予約したい。