大阪湾のタチウオは15便4船宿で1出船あたり90匹という高水準。そのなかで夢丸の133匹は数の代表格だ。一方でふじたやは洲本沖まで足を伸ばし、112.5cmという長さを取っている。どちらも同じ「タチウオ便」だが、走る距離と持ち帰るものがまったく違う。
違いを生むのは群れの性格だ。泉佐野の近場には数の出る群れが差しており、朝の時合いで一気に伸ばせる。対して洲本沖は濁りが残る中でも大型が着いており、反応を探して移動を重ねる展開になる。ふじたやの報告でも、反応を見つけては移動を繰り返し、後半に良型が連発したという流れが読み取れる。
他の船宿も同じ土俵で動いている。泉佐野マリンライフ(泉佐野)と春日丸(谷川)はタチウオ便を軸に運航し、週を通して出船数を確保した。
来週も構図は変わらない見込み。数を持ち帰りたい日は近場、指幅を狙いたい日は遠征便、と目的から船を選べる状況が続きそうだ。