加太ではマダイが9便3船宿、イサキが10便2船宿と、エサ釣りの数がそろった。前週はマダイ2便・イサキ3便だったので、立ち上がりの速さが目立つ。対する紀中・紀南はタイラバや落とし込みが中心で、オオモンハタ4便のほか第八けいと丸(紀伊白浜)の中深場五目ではオニカサゴやアカイサキが並んだ。
差が出た理由は狙う水深と潮にある。加太周辺は潮が速く、コマセとオキアミで群れを足止めする釣りが効く。南紀は潮が緩みやすく、ルアーで広く探るほうが手数を稼げる。9/7に海斗丸(加太)がイサキ22匹とハマチ13匹を同時に取ったのは、潮が動いた時間に当てられたためだ。
数の看板は虎丸(和歌山市)で、9/8のバチコンでアジ100匹、9/12にはタチウオ60匹と100cm。1隻で夜のアジと秋のタチウオを両立させており、和歌山北部の選択肢を広げている。
来週は数と手軽さなら加太のエサ釣り、型と引きを求めるなら南紀のルアー、という住み分けがそのまま使える。水温が下がればどちらもさらに上向く時期だ。