伊豆諸島は収集対象の船宿が限られるため報告数そのものが少ないが、その少ない報告が途切れていないことに意味がある。前週3便から5便へ戻しており、海況の窓を見つけて出られていることがわかる。
キンメダイは水深300m前後を狙う釣りで、うねりが残ると仕掛けが安定せず手返しも落ちる。逆にいえば、出船できている週は条件が整っていたということでもある。1日の便数を欲張らず、条件の良い日に絞る運用が続いている。
本州側では同じ時期に相模湾・千葉ともに出船が確保できており、島周りだけが極端に荒れていたわけではない。渡航を伴う釣りゆえの難しさはあるが、9月に入って秋の安定した高気圧が入りやすくなる時期でもある。
来週も海況が持てば便数は保てそうだ。キンメダイは水温の影響を受けにくい深場の釣りなので、渡航さえ叶えば通年で計算が立つ釣り物といえる。