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岩手・釜石のイカ釣りはいつからいつまで?
夜のスルメイカは 7〜9 月が本番、
宮古は 11 月にもう一度山

岩手の三陸沿岸では、夏から秋にかけて夜のイカ釣り船が毎晩のように出る。 日が暮れてから船の明かりでスルメイカを寄せる「夜イカ」だ。 釜石・大船渡と宮古の船の釣果を月ごとに並べると、本番は 7〜9 月。 そして宮古では、11 月にもう一度数が伸びた年がある。いつ乗るのがいいかを数字で見ていく。

釜石・大船渡は 7 月に始まり、8 月がピーク

釜石・大船渡のイカ船は、鬼沢・小石浜・ 吉浜・小白浜・ 花露辺・崎浜と、小さな港に分かれて出ている。 今年(2026 年)の報告を月ごとにまとめた。

月 報告 1 人あたり 多い人
7 月 18 74 杯 103 杯
8 月 49 85 杯 103 杯
9 月 49 67 杯 90 杯
10 月 13 60 杯 64 杯

※ 釜石・大船渡の船宿 8 隻の釣果報告(当サイトの収集分、2026 年 7 月〜10 月 10 日。10 月は 10 日まで)。「報告」はイカの釣果報告の数。 「1 人あたり」は報告に書かれた「○〜○杯」の真ん中の値を、さらに報告どうしで並べたときの真ん中の値。 「多い人」は報告に書かれた上の数字(いちばん釣った人の杯数)の真ん中の値。

報告がいちばん多いのは 8 月で、1 人あたりの真ん中の値は 85 杯。 7 月 30 日には荒神丸のイカメタル深夜便で竿頭 385 杯という大漁もあった。 9 月も 1 人 60〜70 杯台を保ち、9 月 12 日には宮古の福島丸が イカメタルで船中 781 杯・トップ 170 杯を出している。

10 月に入ると、少しずつ数が落ちてきた。 2 日は慶漁丸が 1 人 50〜80 杯、3 日は龍神丸が 56〜116 杯と まだ 3 桁に届く日があった一方、9 日の龍神丸は 5〜47 杯、10 日の慶漁丸は 10〜20 杯だった。

宮古は 6 月から翌 1 月まで、11 月にもう一度山

宮古の田老のゆたか丸や、 島越の福島丸は、2023 年からさかのぼってイカの釣果を追える。2023〜2025 年の報告を月ごとに数えた。

月 イカの釣果報告(3 年分)
6 月 7
7 月 22
8 月 29
9 月 34
10 月 23
11 月 31
12 月 12
1 月 5

※ 宮古の船宿の釣果報告(2023 年 1 月〜2025 年 12 月)。2〜5 月はイカの報告がない。

宮古のイカ船は 6 月に始まり、翌年 1 月まで出ている。 報告は 9 月がいちばん多いが、目を引くのは 11 月だ。 10 月にいったん落ち着いたあと、11 月に報告がもう一度増え、2024 年 11 月は 1 人あたりの真ん中の値が 95 杯前後と、夏に負けない数が出ていた。 秋が深まって、北から南へ下ってくるスルメイカの群れに当たる時期と考えられる。

便の時間帯と、夜の釣りの準備

岩手のイカ船は、夕方に出て夜に帰る便、深夜に出る便、明け方の便と、船によって時間帯がさまざまだ。 同じ船でも 2 便に分けて出す日がある(便の違いはこちらのコラムで詳しく比べている)。 仕掛けは船宿で用意している仕掛けを使う便と、イカメタルの便があり、 予約のときに確認しておきたい。

岩手のイカ釣りに行くなら
  • 釜石・大船渡は 7〜9 月、とくに 8 月がいちばん数が出やすい
  • 宮古は 6 月から翌 1 月まで出ている。11 月にもう一度伸びた年がある
  • 夜の海上は夏でも冷える。9 月以降は防寒着を持っていく(船宿からも呼びかけが出ている)
  • イカは墨を吐くので、汚れてもよい服装で。クーラーは大きめを用意する

これからどうなりそうか

釜石・大船渡では 10 月に入って数が落ちてきており、例年どおりならこのまま秋の終わりに向かう。 一方、宮古では過去 2 年とも 11 月に報告が増えた。 これから乗るなら、10 月中は釜石・大船渡の残りの群れ、11 月は宮古という組み立てになりそうだ。 どちらも海が荒れやすい季節に入るので、出船の可否はこまめに確認したい。

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