宮古・田老のゆたか丸、3年420便
春サクラマス、
夏はイカ150杯、
冬はマダラ100本の四季

岩手・宮古市田老ゆたか丸は、 2023年8月から3年間・340日分・420便という、まだ収集の薄い岩手エリアの中では貴重な長期データを持つ船だ。 三陸北部特有の魚種が、季節ごとにはっきりと交代していく様子が見えてくる。

春はマコガレイからサクラマスへ ─ 三陸ならではの主役

マコガレイは3月20件・4月30件と早春の主役。4月後半からはサクラマス(サクラマス釣り)の報告が増え、 5月に16件と最盛期を迎える。2024年4月27日にはサクラマス8匹という記録も。 関東の釣り物にはあまり登場しないサクラマスは、三陸ならではの春の風物詩だ。

魚種 ピークの時期 特筆すべき記録
マコガレイ3〜4月最大22匹(2024/4/16)
サクラマス4〜5月最大8匹(2024/4/27)
イカ7月・11月2名で150杯超え(2025/6/27)
ヒラメ6〜9月最大40匹(2025/8/10)
マダラ11〜2月両船とも100本超え(2024/2/8)

ゆたか丸(田老)の2023年8月〜2026年7月の釣果報告より。

夏はイカとヒラメ、2名で150杯超えの入れ食い

イカ釣りは6月から始まり、7月35件・11月31件と初夏と晩秋の2つの山を作る。2025年6月27日には 「今夜は釣れ始まったら止まらない」という好調ぶりで、2名が150杯超え、他の乗船者も100杯前後という 入れ食いを記録した。ヒラメも6月から本格化し、7〜9月にかけて安定して報告が続く。

冬はマダラジギングで100本超え

マダラは11月から報告が増え、1〜2月にも山ができる冬の代表魚。2024年2月8日には「凪良く食い良し」の日並みで、 本船・第三船の両方が100本超えを記録し、白子がパンパンに入ったクーラーボックスが満タンになったという。 タラも同時期に報告があり、冬の三陸北部は根強いジギング需要がある海だとわかる。

まとめ

宮古・田老チェックポイント
  • 春はマコガレイ(3〜4月)→サクラマス(4〜5月)と主役が交代
  • 夏はイカとヒラメ。イカは2名で150杯超えの入れ食い記録も
  • 冬はマダラジギングで100本超え。タラも同時期に報告あり
  • ゆたか丸(田老)1隻・3年420便のデータに支えられた、まだ収集の薄い岩手エリア

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