2026 年 6 月、
関東〜伊豆イサキ本格開幕
神子元・剣崎・久里浜・初島で
同時にスイッチが入った

5 月後半から下地が見えていた今年のイサキだが、6 月に入ってスイッチが完全に入った。 三浦半島・大津の ムツ六釣船店はトップ 95 匹、久里浜の 平作丸はウィリー五目で 40cm 級主体に 60 〜 100 匹。 伊豆・須崎の 光明丸は神子元島沖でイサキ 89 匹+マダイ 4.6kg、真鶴の よしひさ丸も初島沖でトップ 41 匹。 三浦半島東・南、相模湾西、伊豆半島、外房北、駿河湾 ── 5 つのエリアで同時にイサキ船が本格稼働した 2026 年の出だしを、釣果データで追う。

6 月 1 日、剣崎沖イサキ乗合の号砲

スイッチが入ったタイミングはわかりやすい。あまさけや丸(三崎)が 6 月 1 日からイサキ乗合をスタート。 東京湾の 一之瀬丸(横浜)も同じ 6 月 1 日に剣崎沖のイサキ船を今シーズン開幕させて 18 〜 65 匹の好スタート、 翌 6 月 4 日にあまさけや丸も乗合本番が始まり、6 月 5 日には剣崎沖で 20 〜 35cm 35 〜 80 匹と数も型も揃ってきた。

三浦半島東の ムツ六釣船店(大津)はこの 1 〜 2 週間、久里浜沖 30m 前後でほぼ毎日「イサキ爆釣」を出している。 5 月 25 日に 100 匹、28 日 100 匹、30 日 92 匹、31 日 91 匹、6 月 1 日 95 匹、5 日 73 匹 ── 5 出船連続でトップ 70 匹以上、入れ食いタイム多数。 久里浜の 平作丸もウィリー五目で 5 月 25 日 100 匹、5 月 28 日 64 匹、6 月 1 日に至っては 4 名で 30+18+9+8 の束超え 4 名・自主規制 7 名の大漁

伊豆半島では 光明丸(須崎)が神子元島沖 20 〜 30m で 26 〜 33cm 89 匹+マダイ 4.6kg(5/27)、 爪木丸(須崎)も同じ神子元島沖で 15 〜 65 匹+マダイ 0.5 〜 1.5kg 4 枚(5/31)。 相模湾西の よしひさ丸(真鶴)は初島沖 50 〜 60m で 3 〜 41 匹(5/30)。 外房北の 洋一丸(片貝)も太東沖 20 〜 40m リレーで 16 〜 46 匹(5/30)。

各エリアの「最高竿頭」を並べる

5 月 25 日 〜 6 月 5 日(過去 12 日間)、当サイトに記録された各エリアのイサキ便から、トップ匹数(その船で 1 番釣った人)最大サイズを抜き出した。

エリア 船宿(港) 日付 竿頭 最大サイズ
三浦半島東ムツ六釣船店(大津)5/25・5/28100 匹38 〜 40cm
三浦半島東平作丸(久里浜)5/25・6/1100 匹40 〜 42cm
伊豆半島光明丸(須崎)5/2789 匹33cm
三浦半島南あまさけや丸(三崎)6/580 匹35cm
三浦半島南新徳丸(松輪)6/576 匹36cm
伊豆半島爪木丸(須崎)5/27・5/3170 匹33 〜 35cm
東京湾一之瀬丸(横浜)6/165 匹35cm
外房北洋一丸(片貝)5/3046 匹36cm
相模湾西よしひさ丸(真鶴)5/3041 匹38 〜 40cm
三浦半島南千良丸(松輪)6/540 匹34cm
駿河湾勘栄丸(静浦)5/3034 匹40cm
伊豆半島加納丸(伊東)5/2536 匹36cm

※「竿頭」はその出船でいちばん釣った人の匹数。集計対象は 2026 年 5 月 25 日 〜 6 月 5 日に当サイトに記録されたイサキ便のうち、各エリアで上位のもの。

いちばん数を出しているのは 三浦半島東の久里浜沖 30m(ムツ六釣船店・平作丸)で、トップ 100 匹超えが連発。 次が 伊豆半島の神子元島沖 20 〜 30m(光明丸・爪木丸)で、こちらは数とマダイのお土産が混じる豪華便。 新規開幕した 三浦半島南の剣崎・松輪沖(あまさけや丸・新徳丸・千良丸)は 40 〜 80 匹と中堅ながら 6 月 5 日に一気に揃ってきた。 相模湾西と外房・駿河湾はトップ 30 〜 46 匹で「クーラーに入る分はある」レベルが目安だ。

共通する船長コメント ─ 「腹パンパン」「激ウマ」

各船宿のコメントを並べると、「腹が大きくなってきた」「激ウマ」「お腹もパンパン」という言葉が目立つ。 これは 産卵期直前の荒食いで身が太り、脂もノっている時期の典型的なサインで、 6 月のイサキが「梅雨イサキ」と呼ばれて食味でいちばん評価される所以だ。

船長コメントから拾った「今が旬」の声
  • つる丸(大原):「つる丸のイサキは荒食い中、産卵始まると釣れなくなるので今がチャンス」(5/20)
  • 光明丸(須崎):「もうお腹も大きくなりました」(5/27)/「大分お腹もパンパンになって来ましたよ」(5/31)
  • とび島丸(土肥):「激ウマイサキ頭 18 匹」(5/27)
  • ムツ六釣船店(大津):「イサキ爆釣で 1 日楽しめました。入れ喰いタイム多く大漁釣果」(複数日)
  • 義丸(岩和田):「反応多く良型主体に食い活発、9 〜 50 尾」(5/28)

この「腹パンパン」期間はおおむね 6 月いっぱい〜 7 月上旬。 産卵が本格化すると食いが落ちる船宿もあるので、今から 6 月中に行くのが食味のピークと覚えておきたい。

エリア別の選び方

  1. ムツ六釣船店・平作丸 / トップ 95 〜 100 匹連発

    久里浜沖 30m を 2 〜 3 隻の乗合船が並走するスタイル。水深が浅く、コマセウィリー仕掛けで入れ食いタイムが何度も訪れる。30 〜 50 匹なら「ちょっとセンスがある人」のレギュラー枠で、上位は 70 〜 100 匹に届く。マダイ・クロダイ・アジのゲストも豊富。

  2. 光明丸・爪木丸 / イサキ 65 〜 89 匹+マダイ 1 〜 5kg

    伊豆・須崎発の船で、神子元島沖 20 〜 60m が主戦場。イサキだけでなく 1 〜 5kg のマダイがレギュラーゲスト。光明丸の 5 月 27 日はマダイ 4.6kg、爪木丸の 5 月 31 日もマダイ 4 枚(船中複数)と、イサキ便なのに大物の期待値が高い。

  3. あまさけや丸・新徳丸・千良丸 / 6/1 〜 6/5 で同時開幕

    あまさけや丸が 6 月 1 日からイサキ乗合スタート、6 月 5 日には剣崎沖で 20 〜 35cm 35 〜 80 匹。新徳丸(松輪)も同日 76 匹、千良丸も 40 匹と、エリア丸ごとシーズン入り。これからの 2 〜 3 週間が一番楽しめる時期。

  4. よしひさ丸 / トップ 25 〜 41 匹

    初島沖 50 〜 60m が主戦場で、よしひさ丸はエサ取り対策に棚を高めに置く・反応を「串刺し作戦」で流すなど、釣り方のヒントを毎回コメントに載せている。台風後の 6 月 4 日も「大流しでダブル・トリプル連発、トップ 30 匹」と再開後すぐに数を出した。

  5. 洋一丸・つる丸・義丸 / トップ 40 〜 50 匹

    外房北・片貝の洋一丸は太東沖 20 〜 40m でアジリレー(5/30 イサキ 16 〜 46 匹+アジ 4 〜 15 匹)。外房南・大原のつる丸は連日定量(30 〜 50 匹)達成、岩和田の義丸も御宿沖タナ 10 〜 20m で 35 〜 50 尾と数を出す。

仕掛けと釣り方の小ネタ

各船宿のコメントから、今シーズンの仕掛け運用のヒントを拾うとこうなる。

  • コマセウィリーが三浦半島東の久里浜沖では定番。ムツ六釣船店も平作丸もこれで束釣り。
  • ハリス 1.5 号はブチブチ切れる(つる丸 5/24 のコメント)。1.75 号推奨で、餌つけずカラー針のみで OK。
  • エサ取り対策は 棚を高めに、こまめに手返し(よしひさ丸 5/29)。「中層反応狙い」で釣り分ける。
  • 伊豆・神子元島沖は マダイ仕掛けでもイサキが乗る(光明丸 5/31「イサキ仕掛けでマダイも上がる」の逆パターン)。
  • 朝のスタートダッシュが鍵。1 投目から 5 〜 10 人同時ヒットのモーニングチャンスを取り切るかどうかで差が付く(よしひさ丸 5/29)。

これから 6 月いっぱいが食味のピーク

今年の出だしを並べてみると、5 月 25 日 〜 6 月 5 日のわずか 12 日間で「下準備」から「本格開幕」へと一気に進んだのが見える。 三浦半島東は早くから連日 70 〜 100 匹、伊豆半島はマダイのお土産混じり、三浦半島南が 6 月 1 日のあまさけや丸を皮切りに 6 月 5 日に各船一斉開幕、相模湾西・外房・駿河湾も並行して数を出している。

6 月いっぱいは「腹パンパンの梅雨イサキ」が狙え、刺身・塩焼き・煮付け・なめろうと、料理の幅も広い。 産卵が本格化すると食いが落ちる船もあるので、食味のピークは今から 6 月後半まで。 当サイトのイサキ最新釣果ページと、行きたいエリアの船宿ページを並べて確認するのがおすすめだ。

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