東京湾シロギス 2026、
羽田・横浜・川崎・葛西
どこが釣れてる?
2025 年データで読む
港別の数と型

東京湾の夏といえば中ノ瀬沖のシロギス船。家族連れや初心者にも勧めやすく、数釣りの達成感まで手堅く揃う 1 ジャンル。 ただし「どこから乗るか」で平均匹数も出船数の選びやすさもけっこう違う。 2025 年通年で東京湾のシロギス便は 841 件と非常に厚いデータが残っていて、港ごとに「数を圧倒する船」と「便数で勝つ港」がはっきり分かれていた。 2026 年シーズンに向けて、 4 港の性格を整理する。

結論:出船数は羽田・横浜が拮抗、平均値は横浜が圧倒

まず 2025 年通年の港別出船数を並べる。 羽田 199 便・金沢八景 196 便が出船数のツートップで、次に 川崎 162 便・横浜 144 便と続く。 ところが平均最高匹数を見ると、横浜 128.0 匹葛西 103.4 匹が頭ひとつ抜けている。 「便数で勝つ港」と「平均で勝つ港」は別物、というのが東京湾シロギスの構図だ。

出船数(2025) 平均最高匹数 最高記録 平均サイズ
羽田19987.3 匹223 匹23.1 cm
金沢八景196
川崎16255.1 匹142 匹23.0 cm
横浜144128.0 匹264 匹23.4 cm
葛西99103.4 匹263 匹23.1 cm
東大井2439.0 匹90 匹23.8 cm
平和島1177.3 匹100 匹23.7 cm

※ 出船数・サイズは 2025 年通年でシロギスのキャッチが記録された便から集計。 金沢八景は出船数こそ多いが、数量データが揃った記録が少なく平均値は出していない。

4 港それぞれの色

主要 4 港のキャラクターを整理する。 どの港も中ノ瀬沖・木更津沖あたりの共通のシロギス場へ通うので「漁場の違い」は小さく、船宿選びそのものが結果を分ける。

数で別格
横浜
出船 144 便 平均最高 128.0 匹 最高 264 匹

長崎屋(139 便・平均 130.8 匹)が出船数のほぼすべてを担う。 最高 264 匹(12 月 19 日)は東京湾シロギス便の単独最大。 横浜=長崎屋=数狙いの本命、と覚えていい。

出船数 No.1
羽田
出船 199 便 平均最高 87.3 匹 最高 223 匹

かめだや(145 便)かみや(54 便)の 2 船で 200 便ペース。 横浜の平均には届かないが、 都内アクセスの良さ常に席がある安心感で根強い人気。

少ない便で数勝負
葛西
出船 99 便 平均最高 103.4 匹 最高 263 匹

第二泉水が 99 便すべて。 出船数は横浜・羽田より少ないが 平均 100 匹超で、 7 月 28 日 240 匹・ 8 月 6 日 263 匹といった爆釣も出ている。

出船数で安定
川崎
出船 162 便 平均最高 55.1 匹 最高 142 匹

つり幸(125 便)中山丸(37 便)の 2 本柱。 平均匹数は他港より控えめだが、 27 cm 級の良型がもっとも多く混じるのも川崎・つり幸の特徴。シロギス+アナゴのリレー便もある。

月別:本当のピークは「8 月」と「12 月」の二山

シロギスは「夏の魚」の代表選手だが、 2025 年のデータを月別に並べると 夏(8 月)と冬(12 月)の二山型。 ピークは 8 月 110 便・平均 110 匹12 月 57 便・平均 127 匹。 冬は便数こそ減るが、 1 便あたりの平均匹数では夏を上回るのが東京湾シロギスの面白いところだ。

東京湾 2025 年・月別シロギス便(平均最高匹数)
4月
46.2 匹 58 便
5月
47.4 匹 91 便
6月
76.1 匹 93 便
7月
99.1 匹 95 便
8月
110 匹 110 便
9月
101.7 匹 105 便
10月
97 匹 81 便
11月
119.6 匹 67 便
12月
126.9 匹 57 便

5 月は出船数こそ 91 便と多いが、平均 47 匹で立ち上がり期。 本番は 6 月以降で、 6 月→ 7 月→ 8 月と平均が 76 → 99 → 110 匹と階段状に上がっていく。 9 月以降は便数こそ落ちるが、 1 便あたりの数字は逆に高まるので、「数狙いなら 8 月か 12 月」と覚えておくと選びやすい。

東京湾シロギス・好調船 TOP5(2025 年通年)

港別の枠を取り払って、 1 船単位での年間ランキング。 平均最高匹数が高い順に並べると、長崎屋・第二泉水の 2 船が 平均 100 匹超で他を引き離している。

  1. 1
    139 便 / 平均最高 130.8 匹 / 最高 264 匹(12 月 19 日)

    東京湾シロギス便の単独首位。半日便(ショートシロギス船)の数字とは思えない圧倒的な平均値で、 12 月後半に 歴代単独最大の 264 匹を記録した。

  2. 2
    99 便 / 平均最高 103.4 匹 / 最高 263 匹(8 月 6 日)

    葛西からほぼ独占。 7 月 28 日 240 匹・ 8 月 6 日 263 匹と 夏の爆釣が連発した。木更津沖近郊の好場へのアクセスが強み。

  3. 3
    145 便 / 平均最高 87.6 匹 / 最高 223 匹

    羽田の主軸。出船数では年間トップで「いつ乗ってもシロギス便がある安心感」が最大の売り。

  4. 4
    54 便 / 平均最高 84.9 匹 / 最高 99 匹

    羽田の二枚看板の片方。タコ・マゴチ・カワハギなど多魚種を回す中でシロギス便も継続的に動かしている。

  5. 5
    125 便 / 平均最高 58.4 匹 / 最高 142 匹 / 最大サイズ 27 cm

    川崎の主役。平均匹数は他の上位船に届かないが、 27 cm 級の良型がもっとも出やすいのが特徴。アクセスと予約取りやすさも強い。

※ 平均最高匹数は「ある 1 便で記録された最大匹数」の通年平均。半日便と一日便を区別せず集計しているため、便種が違う船同士の単純比較には注意が必要。

2026 年の選び方ざっくり

2025 年の数字を踏まえると、シロギス便の選び方は 数狙いか・型狙いか・アクセスかで大きく分かれる。

2026 年・東京湾シロギスの判断軸
  • 数を本気で狙う → 横浜・長崎屋 or 葛西・第二泉水。平均 100 匹超の 2 船が突出
  • 27 cm 級の良型を狙う → 川崎・つり幸。 2025 年の歴代上位サイズ実績の半分がここ
  • 都内アクセス・予約のしやすさ → 羽田・かめだや。年間 145 便で席が確保しやすい
  • 本気の数狙いは 8 月か 12 月。 6 〜 7 月は立ち上がり、 10 〜 11 月は出船数が落ちるが平均は高い
  • シロギス+アナゴのリレー便を狙うなら中山丸(川崎)一之瀬丸(横浜)。家族釣行向け
  • 最新の出船情報は東京湾のシロギス釣果から

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