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宮城の 11 月は何が釣れる?
仙台湾の秋マダイは報告の 6 割、
後半はワラサ、フグとマダコも続く

宮城の 11 月の主役は、仙台湾のマダイだ。 2024 年・2025 年の 11 月に釣果の書かれた報告のうち、マダイが出てくるのは 65%・56%。 70cm を超える大ダイも混じる。月の後半にはワラサなどの青物が増え、 磯崎の船はショウサイフグとマダコの便を出す。 ただし 11 月の報告は 1 か月 100 件前後と多くないので、割合の小さい魚は目安として読んでほしい。

11 月の報告に出てくる魚

魚2024 年2025 年
マダイ 65% 56%
ブリ・ワラサ・イナダ 42% 55%
ヒラメ 29% 25%
ホウボウ 17% 36%
ショウサイフグ 27% 19%
マダコ 24% 21%
トラフグ 27% 14%
タチウオ 23% 13%

※ 当サイトで収集している宮城の船宿の、2024 年 11 月(66 件)・2025 年 11 月(77 件)の釣果の書かれた報告のうち、その魚が出てくる割合。ブリ・ワラサ・イナダ(イナワラを含む)は成長段階で呼び名が変わる同じ魚なので 1 行にまとめた。1 件の報告に複数の魚が出てくるので、合計は 100% になりません。

報告の大半は仙台湾の船で、とくに閖上のノーザンポセイドンと、磯崎の天祐丸の 2 隻で半分を超える。 ノーザンポセイドンはマダイと青物、ヒラメなどをまとめて狙う軽いジギング(SLJ)の便、天祐丸はマダコ・ショウサイフグ・マダイの便が中心だ。 そのため割合は、この 2 隻の釣りものの影響を大きく受けている。 気仙沼など三陸側の 11 月の報告は 2 年で 10 件ほどしかなく、ここでは少しだけ触れる。

上旬から下旬で何が変わるか

年上旬中旬下旬
2024 年 24% 32% 56%
2025 年 44% 50% 54%

※ 宮城の船宿の 11 月の釣果の書かれた報告のうち、ワラサが出てくる割合を、1〜10 日・11〜20 日・21〜30 日に分けたもの。2024 年の下旬は報告が 9 件と少ない。

マダイは上旬から下旬まで報告の半分以上に出続ける。増えていくのはワラサで、どちらの年も下旬に半分を超えた。 海の水温も月の中で下がる。天祐丸が報告に書いた磯崎沖の水温は、2024 年が上旬 19℃前後から下旬 18℃前後、2025 年が上旬 17℃前後から下旬 16℃前後だった。 12 月に入るとヒラメの割合が上がり、2024 年は 47%、2025 年は 50% になる。 ワラサのあとにヒラメが主役になる流れはワラサの後に来る本命で詳しく書いている。

マダイ ─ 閖上の秋の大ダイ

ノーザンポセイドンは、11 月の前半に数と型がそろう。2024 年 11 月 14 日は船全体で 47 枚(最大 66cm)、 2025 年 11 月 4 日は 9 人で 30 枚(77cm と 75cm を含む)、11 月 8 日は 12 人で 31 枚(最大 78.5cm)だった。 30〜40cm 台が中心で、そこに 70cm 台が混じる。 塩竈のFishing IMPACTも 2025 年 11 月 8 日に、5 人で 20 枚を超え、50cm 台後半まで混じったと書いている。 越ノ浦の快星丸は、11 月の軽いジギングはマダイを中心に案内している。

ワラサ ─ 下旬は青物の日が増える

月の後半になると、マダイを探しているうちに青物の群れに当たる日が増える。 ノーザンポセイドンは 2024 年 11 月 26 日、ワラサを 10 本ほど(最大 78cm)と、イナダからイナワラを大量に上げた。この日のマダイは 1 枚だった。 2025 年 11 月 29 日は 2 隻ともワラサ・イナダが 50 本を超え、そのなかに 70cm 台のマダイも混じっている。 仙台湾のワラサの 11 月の好調ぶりは仙台湾のワラサ、11 月に 3 日連続好調にまとめている。 三陸側では、気仙沼の気仙沼つり丸が 2025 年 11 月 3 日に 80cm・7kg のブリを 1 本と、50〜62cm のイナワラを船全体で 26 本上げた。ただし報告は少ない。

ショウサイフグ・トラフグとマダコ ─ 磯崎の天祐丸

磯崎の天祐丸は、11 月もショウサイフグとマダコの便を出している。 2024 年 11 月 1 日のショウサイフグとマダイの便は、ショウサイフグが 1 人 23〜55 匹、船全体で 181 匹、トラフグ(2kg 前後)も 5 本だった。 2025 年 11 月 22 日はマダイ狙いで出たが、ショウサイフグの群れに当たって 96 匹になったと書いている。 マダコは 2024 年 11 月 10 日に 6 人で 66 杯(1 人 5〜19 杯、0.6〜2.2kg)。2025 年は 11 月 16 日に 72 杯の日もあったが、8 日は 26 杯、18 日は 36 杯(1 人 2〜7 杯)で、船全体の数の真ん中の値は 2024 年の約 55 杯に対して約 40 杯と、2024 年より少なめだった。 仙台湾のフグの数釣りについてはショウサイフグ、夏は北ほど釣れるでも触れている。

11 月の海と天気

11 月の仙台湾は風で出られない日が多い。天祐丸は 2024 年 11 月に少なくとも 12 日、2025 年 11 月に少なくとも 7 日、強風や高波の予報で出港を取りやめたと報告している。 越ノ浦の快星丸も 2024 年 11 月 23 日・24 日・30 日を強風で中止にした。ノーザンポセイドンは 2025 年 11 月、寒気が入る日は風が急に強まっても安全に戻れる釣り場に絞って釣ったと書いている。 11 月に予約するときは、予備の日を考えておくとよい。

今年の 11 月はどうなりそうか

2026 年 10 月の宮城はヒラメの報告が多い。荒浜の孔明丸は、活きイワシの泳がせ釣りで 10 月 1 日に 8 人で 1 人 2〜12 枚(42〜96cm)、2 日は 1 人 3〜15 枚で船全体 100 枚を超えた。 塩竈の漁安丸も 10 月 10 日に 2 隻で 30 枚(38〜70cm)。 ただし、今年はヒラメを狙う船の掲載が増えたので、ヒラメの割合が去年の 10 月より高いのはそのぶんも大きい。

マダイは、ノーザンポセイドンが 10 月 12 日に船全体で 17 枚(77cm・74cm・70cm を含む大ダイ 5 枚)と、大型が出始めている。 13 日には朝からワカシからワラサまでの青物が海にあふれ、そのなかからマダイを拾う展開だったと書いている。 天祐丸と孔明丸が報告した 10 月中旬の水温は 20℃前後で、去年の同じころ(21℃前後)より少し低い。 過去 2 年の流れなら、11 月の前半は大ダイ混じりのマダイ、後半はワラサの日が増え、12 月にヒラメへ移る。 今年は 10 月から青物とヒラメが多いので、その移り変わりが早めに来るかもしれない。

よくある質問

11月の宮城では何が釣れますか?
いちばん多いのはマダイで、2024年・2025年の11月に釣果の書かれた報告のうち65%・56%に出てきます。ブリ・ワラサ・イナダの青物が42%・55%、ヒラメが29%・25%で続き、ホウボウ、ショウサイフグ、マダコ、トラフグも出ます。報告の大半は仙台湾の閖上・磯崎・塩竈・越ノ浦の船からで、気仙沼など三陸側の11月の報告は少なめです。
11月に仙台湾のマダイは釣れますか?
釣れます。閖上のノーザンポセイドンでは、2024年11月14日に船全体で47枚(最大66cm)、2025年11月4日に30枚(77cm・75cmを含む)、11月8日に31枚(最大78.5cm)でした。月の後半はワラサなどの青物が増え、マダイより青物が多く釣れる日も出てきます。
宮城の11月は海が荒れて出られないことが多いですか?
風で中止になる日は少なくありません。磯崎の天祐丸は2024年11月に少なくとも12日、2025年11月に少なくとも7日、強風や高波の予報で出港を取りやめたと報告しています。予約した日は前日に出船の確認をしておくと安心です。

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