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茨城の 11 月は何が釣れる?
マダコが半分、
鹿島のヒラメは 11 月に先に始まり 12 月に全面解禁

茨城の 11 月はマダコの月だ。 2024 年・2025 年の 11 月に釣果の書かれた報告のうち、マダコが出てくるのは 48%・50% で、どちらの年も約半分。 もうひとつの主役はヒラメで、鹿島の船は 11 月の初めにヒラメ釣りを始め、12 月 1 日に全面解禁になる。 これに鹿島のテンヤのマダイが続く。 茨城は南の鹿島灘と北の北茨城で海が分かれるので、どの釣りがどこの話かも分けて見ていく。

11 月の報告に出てくる魚

魚2024 年2025 年
マダコ 48% 50%
ヒラメ 29% 25%
マダイ 17% 12%
ブリ・ワラサ・イナダ 0% 12%
アマダイ 5% 1%
アカムツ 1% 4%

※ 当サイトで収集している茨城の船宿の、2024 年 11 月(120 件)・2025 年 11 月(185 件)の釣果の書かれた報告のうち、その魚が出てくる割合。ブリ・ワラサ・イナダは成長段階で呼び名が変わる同じ魚なので 1 行にまとめた。1 件の報告に複数の魚が出てくるので、合計は 100% になりません。

11 月の報告は 8〜9 隻の船からで、その多くは鹿島灘の鹿島・大洗・那珂湊の船。 なかでも鹿島の第三幸栄丸は、マダコ・ヒラメ・マダイ・青物と船を分けて毎日のように報告を出していて、数字への影響が大きい。 北茨城(平潟・久慈・日立)の 11 月の報告は少なく、ここでは補足として扱う。

魚11 月のおもな釣り場
マダコ 鹿島灘:鹿島・大洗・那珂湊
ヒラメ 鹿島灘:鹿島・波崎(11 月から)。大洗・久慈は 12 月 1 日から。北茨城の平潟でも
マダイ 鹿島灘:鹿島のテンヤ(ひとつテンヤ)の船
ブリ・ワラサ 鹿島灘:鹿島のルアー・ジギングの船(2025 年)
アカムツ・アマダイ 北茨城:平潟の英昇丸

上旬から下旬で何が変わるか

マダコは上旬から下旬まで、釣果の書かれた報告のほぼ半分に出続ける。変わるのはタコの大きさで、月末にかけて大きいタコが増える。 第三幸栄丸は 2024 年 11 月 26 日に、1〜2kg が中心で 3〜5kg も交じり、大ダコが続いていると書いている。 ヒラメは上旬に多く、2024 年は上旬 39%・中旬 25%・下旬 23%、2025 年は 34%・24%・20% と少しずつ下がる。 そして 12 月 1 日の全面解禁で一気に増え、12 月はヒラメの割合が 37%(2024 年)・43%(2025 年)になる。 2025 年は 11 月を通してブリ・ワラサの便があり、下旬にはブリが混じった。

マダコ ─ 那珂湊・大洗は数、鹿島は大ダコ

那珂湊の大内丸は 2024 年 11 月 12 日、那珂湊沖の水深 25m で 1 人 0〜25 杯(0.3〜2.3kg)。 船の片側は平均 15 杯ほどで、いちばん釣った人が 25 杯だった。 大洗の栄光丸は 2025 年 11 月 3 日に、いちばん釣った人が 28 杯、船酔いの 1 人を除く全員が 10 杯以上と書いている。 那珂湊・大洗の船は、いちばん釣った人が 10 杯を超える日が多い。2025 年 11 月下旬は大内丸でも 3〜4kg が交じり、24 日には途中から大きいタコを狙う釣り場へ移っている。

鹿島の第三幸栄丸は、11 月後半に大きいタコが目立つ。2024 年 11 月は 20 日と 22 日に最大 4.5kg、23 日と 26 日に最大 5kg。 2025 年 11 月 29 日は 1 人 0〜11 杯で、10 杯以上釣った人が何人もいた。 第三幸栄丸の報告によると、鹿島沖のマダコは 10 月 1 日に始まり、2025 年は 1 月 31 日でそのシーズンをいったん終えている。

ヒラメ ─ 11 月は鹿島が先行、12 月 1 日に全面解禁

茨城のヒラメ釣りは、船宿の案内を読むと港によって始まりが違う。 鹿島の第三幸栄丸は 2024 年は 11 月 1 日、2025 年は 11 月 2 日に「ヒラメ釣り解禁」と報告した。 同じ鹿島の清栄丸は 2025 年 10 月 31 日に、11 月 1 日は予報が悪く鹿島港全体で中止になったため、ヒラメ船は 2 日からと案内している。 どちらの船も 11 月末に「明日から全面解禁」と書いていて、12 月 1 日に釣り場が広がる。 一方、大洗の栄光丸と久慈の日正丸は、12 月 1 日にヒラメ釣りを始めると案内している。 波崎の丸天丸も 2 年とも 11 月上旬からヒラメの便を出していて、北茨城の平潟でもヒラメが上がる。11 月にヒラメを釣るなら、鹿島・波崎か平潟の船が候補になる。

年規定数 10 枚に届いた回数
2024 年 20 回の報告のうち 8 回。10 枚に届いたのは 20 日まで、下旬は 3〜9 枚
2025 年 25 回の報告のうち 14 回。下旬の 25・26・29 日も 10 枚

※ 第三幸栄丸の 11 月のヒラメ船の報告で、「1 人 ○〜10 枚」と、いちばん多く釣った人が 10 枚だった回数。船長はこの数を「規定数」と書いている。

第三幸栄丸では、数は 2025 年のほうがよく、下旬まで規定数に届く人が出た。サイズも 2025 年のほうが大きく、11 月 29 日には 4.7kg が上がっている。 清栄丸は 2024 年 11 月 7 日に 1 人 0〜6 枚で 5.6kg の大判、1.5〜2kg が中心と報告した。 茨城と千葉のヒラメの比べ方はヒラメ、千葉と茨城どっちが上かでも書いている。

マダイとブリ・ワラサ ─ 鹿島の沖

マダイは鹿島のひとつテンヤ(小さなおもり付きの針にエビを付けて狙う釣り)が中心。 第三幸栄丸は 2024 年 11 月 12 日に 1 人 0〜8 枚で 3.9kg と 3.3kg、清栄丸は 2025 年 11 月 20 日に 1 人 1〜7 枚で 4.5kg の大ダイを上げた。 鹿島灘のマダイについてはいま関東周辺で一番マダイの報告が多いのは鹿島灘にまとめている。

ワラサ・ブリは年によって出方が違う。 2024 年 11 月の報告には青物の便が出てこないが、2025 年 11 月は第三幸栄丸がほぼ毎週ルアーの青物便を出した。 11 月 5 日は 1 人 4〜12 本(2〜6kg)でお客さんのクーラーが満杯になり、9 時半に早上がり。 24 日は水面のあちこちでサンマが跳ね、それを追うブリ・ワラサが 1 人 2〜10 本(最大 7.5kg)、29 日はブリだけで船全体 10 本だった。

北茨城 ─ 平潟のアカムツとアマダイ

北茨城は 11 月の報告が少ない。平潟の英昇丸は、2024 年 11 月はアマダイとスロージギング、2025 年 11 月はアカムツのジギングの便を多く出している。 どちらも報告に数が書かれていない日が多いので、数の目安は出せない。 2025 年 11 月 29 日のジギング大会では、ヒラメ 2 枚で合わせて 11kg を上げたと書いている。 茨城のアカムツは波崎のアカムツで詳しく扱っている。

11 月の海と天気

11 月の鹿島灘は北西の風が吹く日が出てくる。大洗の光来丸や那珂湊の大内丸の報告では、11 月の報告の 3〜6 割に北西の風が書かれている。 清栄丸は 2025 年 11 月だけで 4 回、翌日の出船を予報が悪いため取りやめると書いた。 時化(しけ)のあとはうねりが残って底が取りにくく、第三幸栄丸も時化明けの日は釣りにくかったと書くことが多い。 水温は那珂湊沖で 2024 年 11 月が 20〜21℃、大洗沖で 2025 年 11 月が 17〜18℃台と報告されている。

今年の 11 月はどうなりそうか

2026 年 10 月は、掲載している茨城の船が 40 隻に増え、鹿島灘だけでなく北茨城の報告も多い。 鹿島沖のマダコは 10 月 1 日に始まる予定だったが、鹿島の不動丸によると台風のシケで 4 日にようやく開幕した。 大洗の藤富丸は 10 月 1 日にいちばん釣った人が 20 杯、那珂湊の第二つれたか丸は 3 日に 19 杯と、数も出ている。 マダイは不動丸が 10 月 9 日に 1 人 0〜23 枚、最大 5kg 台と好調だ。

ヒラメは北茨城が先に動いている。平潟の第十五隆栄丸は 10 月 3 日に 1 人 1〜9 枚、最大 10kg と大型が交じった。 久慈の日正丸は、今年もヒラメ釣りは 12 月 1 日に始まると案内している。 過去 2 年の流れなら、11 月はマダコが半分を占め、月末に向けてタコが大きくなり、鹿島のヒラメ船が先に始まる。 青物は 2025 年のように出る年と、2024 年のように出ない年があり、まだ読めない。 10 月は台風の影響で欠航が多かったので、11 月も出船の確認はこまめにしておきたい。

よくある質問

11月の茨城では何が釣れますか?
いちばん多いのはマダコで、2024年・2025年の11月に釣果の書かれた報告のうち48%・50%に出てきます。続いてヒラメ(29%・25%)、マダイ(17%・12%)。2025年はブリ・ワラサ・イナダの青物も12%ありました。マダコは鹿島・大洗・那珂湊の船、ヒラメとマダイは鹿島の船が中心です。北茨城の平潟からはアカムツやアマダイの便も出ますが、11月の報告はまだ少なめです。
茨城のヒラメ釣りは11月にできますか?
できます。鹿島の第三幸栄丸では2024年は11月1日、2025年は11月2日に「ヒラメ釣り解禁」と報告し、12月1日に「全面解禁」となっています。大洗の栄光丸と久慈の日正丸は12月1日からヒラメ釣りを始めると案内しています。11月に釣りたいなら、鹿島や波崎の船、北茨城の平潟の船が候補です。
茨城のマダコはいつまで釣れますか?
鹿島沖のマダコは10月1日に始まり、第三幸栄丸は2025年1月31日に、鹿島沖はこの日でいったんシーズンを終えると書いています。11月から12月にかけては3〜5kgの大きいタコが混じる時期で、12月も釣果の書かれた報告の約半分(2024年46%、2025年50%)にマダコが出てきます。

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