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三浦半島の 11 月は何が釣れる?
東京湾側はアジとカワハギ、
城ヶ島沖はまだキハダとカツオ

11 月の三浦半島でいちばん多く報告に出てくるのはアジで、2024 年・2025 年とも約 4 割。 次に多いのがカワハギとタチウオで、ここまでは東京湾側の大津・走水・鴨居・久比里の船が中心だ。 半島の反対側、相模湾に面した長井の船は、11 月の終わりまで城ヶ島沖でキハダとカツオを追っている。

11 月の報告に出てくる魚

魚2024 年2025 年
アジ 40% 37%
カワハギ 12% 20%
タチウオ 15% 18%
マダイ 13% 8%
アオリイカ 8% 9%
ワラサなど 7% 9%
カツオ 7% 3%
イサキ 7% —
キハダ 6% 5%
ヤリイカ 3% 4%

※ 当サイトで収集している三浦半島の船宿の、2024 年・2025 年 11 月の釣果報告のうち、釣果の書かれた報告(2024 年 307 件、2025 年 370 件)に、その魚が出てくる割合。 1 つの報告に複数の魚が出てくるので、合計は 100% になりません。ワラサなどはワラサ・ブリ・イナダの合計、カツオはホンガツオとして書かれたもの、キハダはキメジ(小型のキハダ)を含みます。2025 年のイサキは、五目の便で釣れていたものの集計で拾いきれていないため空欄にしています。

上位は 2 年ともアジ・カワハギ・タチウオで、ここは東京湾の入り口にあたる海の釣りだ。 一方、カツオ・キハダ・ヤリイカはほぼ長井のはら丸1 隻の報告で、相模湾側の城ヶ島沖の釣りになる。 イサキは 2024 年 11 月に大津のムツ六釣船店が久里浜沖で続けて出していた五目の便の釣りもので、2025 年 11 月も同じ船の五目の便でイサキが釣れている。

魚2024 年2025 年
アジ 45 匹 約 40 匹
カワハギ 13 枚 22 枚
タチウオ 8 本 12 本
アオリイカ 6 杯 4 杯

※ 11 月の 1 出船あたりの数の中央値。報告に書かれた「○〜○ 匹」の多いほう(多くはいちばん釣った人の数)を使っています。乗船者全員の平均ではありません。

上旬から下旬で何が変わるか

11 月にはっきり変わるのはタチウオだ。10 月の三浦半島では、いちばん釣った人の数の中央値が 2025 年に 29 本あったが、11 月は 12 本に下がった。釣り場も深くなっていく(次の節)。 青物のワラサは、2024 年は上旬に報告の 10% に出ていたのが下旬は 2% に減った。2025 年は下旬まで 8% 前後を保っている。

冬の釣りのヤリイカも並ぶ。はら丸は 2 年とも 10 月の初めから城ヶ島沖の水深 110〜210m でヤリイカを狙っていて、2025 年 11 月 29 日はいちばん釣った人で 30 杯。12 月も同じくらいの数で続いている。 アオリイカは 11 月を通して出て、12 月に入っても大津の船が狙い続ける。

アジ ─ 猿島沖と走水沖

アジは三浦半島の 11 月でいちばん安定した釣り物だ。大津のこうゆう丸は猿島沖の水深 30m 前後で数を狙い、2025 年 11 月 24 日にいちばん釣った人が 234 匹とそのシーズンいちばんの数を出した。20〜25cm が中心で、同じ便で 1〜3kg のヒラメが 3 枚混じった。 同じ大津の海福丸は、走水沖の水深 50〜60m でアジを狙う。

数より型なら走水だ。教至丸は 2025 年 11 月 5 日に、派手な食いはなかったものの最大 50cm のアジを報告している。 東京湾側のアジの狙い方の違いは船から狙うアジにまとめている。

カワハギ ─ 鴨居沖と竹岡沖

カワハギは 2025 年 11 月に報告の 20% に出てきて、アジに次ぐ釣り物になった。いちばん釣った人の数の中央値も 2024 年の 13 枚から 2025 年は 22 枚と多い。 久比里のみのすけ丸は 2025 年 11 月 1 日、鴨居沖から竹岡沖にかけて 3 隻で出て、いちばん釣った人が 111 枚。船宿は数年ぶりの 3 桁だと書いている。 この日は鴨居沖でサイズが良く、最大は 33.5cm だった。

大津のムツ六釣船店は 2024 年 11 月 10 日に鴨居沖の水深 20m 前後で、いちばん釣った人が 40 匹、12 人中 8 人が 10 匹を超えた。 みのすけ丸は 2025 年 11 月 10 日・14 日・21 日の報告で続けて「肝パン」(肝がぱんぱんに太ったカワハギ)と書いていて、11 月は食べておいしい時期でもある。港ごとの個性は三浦半島カワハギの港別比較に詳しい。

タチウオ ─ 観音崎沖の深場へ

10 月に猿島沖の水深 60m 前後で釣っていたこうゆう丸は、11 月は観音崎沖へ移り、下旬には水深 80m を狙っている。こうゆう丸の釣り方はテンヤだ。 走水の教至丸は 2025 年 11 月 3 日、前半を走水沖で釣り、3〜22 本、最大 135cm。数は 10 月より減るが、メーター級の大型は 11 月も混じる。

東京湾の湾奥へ移る横浜・川崎の船とは違い、三浦半島の船は湾口の深場で粘る。釣り方の違いは船から狙うタチウオを見てほしい。

城ヶ島沖 ─ 11 月もキハダとカツオ

長井のはら丸は、2024 年・2025 年とも 11 月いっぱい城ヶ島沖でキハダとカツオの便を出した。キハダは 1 便あたり 0〜1 本が多いが、大きさは 30〜50kg 台が中心。 2024 年 11 月 23 日は 31.4〜52.4kg、11 月 10 日はカツオがいちばん釣った人で 15 本、そのシーズン最大の 10.4kg も出た。 2025 年 11 月 29 日は 6 人で 12 回キハダの当たりがあり、いちばん釣った人で 4 本、最大 43.5kg だった。

この釣りは 12 月まで続き、2024 年は 12 月 22 日に「今日で終わり」と書き、2025 年は 12 月 9 日の報告が最後だった。 相模湾全体のキハダの流れは船から狙うキハダにまとめている。

アオリイカとワラサ

大津のきよし丸と純丸は、11 月もアオリイカの便を出している。きよし丸は 2025 年 11 月 12 日に 1 人 3〜11 杯(船全体で 34 杯)、最大 1.2kg。空振りの流しも多い中での釣果だった。

ワラサは三崎のあまさけや丸が、生きたアジを餌にする泳がせ釣りで狙う。2025 年 11 月 24 日は 1 人 1〜5 本、3〜6.7kg で、4kg のカンパチも出た。 12 月にはこの船で 8kg 台のブリも報告されている。

11 月の海

三浦半島は、東京湾側と相模湾側で海の温度がまるで違う。2025 年 11 月 24 日、猿島沖で釣ったこうゆう丸は水温 15.9 度と書いたが、11 月 29 日に城ヶ島沖へ出たはら丸は 21.7 度だった。 2024 年 11 月 10 日のはら丸は 23.5 度。同じ 11 月でも、相模湾側の沖にはまだ 20 度を超える海が残っている。

今年の 11 月はどうなりそうか

2026 年 10 月(17 日まで)の報告を、前の年と同じ船どうしで比べると、いちばん釣った人の数の中央値はタチウオが 33 本 → 31.5 本、アジが 50 匹 → 48 匹で、ほぼ前の年並みだ。 過去 2 年の流れなら、11 月はタチウオの数が落ち着き、アジとカワハギが中心になる。

松輪の船は 10 月に剣崎沖でワラサを狙っていて、今年から報告を載せ始めた成銀丸は 10 月 12 日にいちばん釣った人がワラサ 7 本(3.5〜4kg)だった。 剣崎沖の青物が 11 月にどこまで続くかは、これからの報告で確かめたい。剣崎沖の月ごとの釣り物は剣崎沖のコラムにまとめている。

よくある質問

11月の三浦半島では何が釣れますか?
いちばん多いのはアジで、2024年・2025年の11月に釣果の書かれた報告のうち41%・37%に出てきます。続いてカワハギ(13%・20%)、タチウオ(15%・18%)、マダイ(12%・8%)、アオリイカ(8%・9%)、ワラサなどの青物(7%・8%)。長井の船は城ヶ島沖でキハダやカツオ、深場のヤリイカも狙っています。
11月に三浦半島でカワハギは釣れますか?
釣れます。11月は報告の13%〜20%にカワハギが出てきて、いちばん釣った人の数の中央値は2024年が13枚、2025年が22枚でした。久比里のみのすけ丸は2025年11月1日に、鴨居沖から竹岡沖にかけて、いちばん釣った人が111枚、最大33.5cmでした。
三浦半島のキハダ・カツオはいつまで釣れますか?
長井のはら丸は、2024年・2025年とも11月いっぱい城ヶ島沖でキハダとカツオの便を出し、12月まで続けていました(2024年は12月22日まで)。11月のキハダは1便あたり0〜1本が多いものの、30〜50kg台が出ています。2024年11月23日は最大52.4kgでした。

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