三重の夜イカ、束超えラッシュ
志摩のケンサキ 128 杯・
熊野のアカイカ 109 杯・国崎のスルメ 84 杯

8 月に入って、三重の夜の海が沸いている。賢島のむさし丸VIの 半夜イカメタル便は 8 月 2 日に10 名合計 800 杯超・トップ 123 杯、 礫浦の光栄丸は「31 連チャン」の爆釣で 1 人 80〜128 杯。 熊野灘ではアカイカが 72 → 82 → 109 杯と出るたびに数字を伸ばし、国崎のスルメイカも 84 杯。 ケンサキ・アカイカ・スルメ、どの夜イカを選んでも束(100 杯)が見える状態だ。

直近の夜イカ記録を並べる

日付 船宿(港・エリア) イカ 釣果 釣果報告から
8/3 光栄丸(礫浦・伊勢志摩) ケンサキイカ 80〜128 杯 「31 連チャン」の爆釣
8/3 むさし丸VI(賢島・伊勢志摩) ケンサキイカ 116〜125 杯 複数人が 100 杯超え
8/2 むさし丸VI(賢島・伊勢志摩) ケンサキイカ トップ 123 杯 10 名合計 800 杯超
8/1 むさし丸VI(賢島・伊勢志摩) ケンサキイカ 竿頭 98 杯 7 人合計 500 杯超の「フェスティバル」
7/30 えんゆう丸(遊木・東紀州) アカイカ 109 杯 「3 桁釣り」達成
7/29 えんゆう丸(遊木・東紀州) アカイカ 82 杯 順調に上昇中
7/26 えんゆう丸(遊木・東紀州) アカイカ 72 杯 熊野沖で絶好調
8/2 国盛丸(国崎・伊勢志摩) スルメイカ 70 杯 良型交じり
7/22 国盛丸(国崎・伊勢志摩) スルメイカ 40〜84 杯 1 時間早く沖上がりするほどの好調

※ 2026 年 7 月 22 日〜8 月 3 日の各船の釣果報告より。「アカイカ」はこの地方でのケンサキイカの呼び名(本記事では船の報告どおりに表記)。

「初心者全員が自己記録更新」の夜

数字の派手さ以上に注目したいのが、誰が釣ったかだ。 光栄丸の 7 月 26 日は「イカメタル初挑戦の客が中心」で 1 人 20〜30 杯、 30 日は「初心者ばかりの乗船だったが全員が自己記録を更新」、 8 月 2 日には初挑戦の女性が良型を次々キャッチしたと報告されている。 イカメタルは金属製の小さな疑似餌を上下に動かしてイカを誘う釣りで、コツはいるが力は要らない。 いまの志摩沖は、そのコツを覚える前に釣れてしまう密度でケンサキイカが湧いている。

東紀州・遊木のえんゆう丸のアカイカは 72 杯(7/26)→ 82 杯(7/29)→ 109 杯(7/30)と出船のたびに記録を更新する尻上がり。 国崎の国盛丸のスルメイカ便は 7 月 22 日に 「1 時間早く沖上がりするほど」釣れ、報告には「天日干しもよく乾く陽気」という一文もあった。 釣って良し、干して良しの夏イカらしい楽しみ方まで含めて絶好調と言える。

お盆はちょうど新月 ─ 夜イカの条件が揃う

夜のイカ釣りは、船の集魚灯に集まるプランクトンと小魚をイカが追ってくる仕組みで成り立っている。 そのため月明かりが強い満月回りは灯りの効果が薄れ、月のない新月回りがもっとも有利とされる。 今年のお盆(8 月 13〜16 日)はちょうど新月をまたぐ並びで、 先日のスルメイカのコラムでも触れたとおり、 夜イカの条件が年間でも指折りに揃う期間になる。

お盆(8/13〜16)に三重の夜イカに乗るなら
  • お盆は新月回り。月明かりがなく集魚灯が効く、夜イカのベスト条件
  • 数もサイズも狙うなら志摩沖のケンサキ(イカメタル)。初心者の束超え・自己記録更新の実績が続く
  • 半夜便(夕方出船〜夜帰港)が中心なので日中の炎天下を避けられる。夏の船釣りとしては体にやさしい
  • 釣ったイカは刺身・沖漬け・一夜干しと外れなし。クーラーと保冷剤はしっかりと
  • 新月×お盆は夜イカ便がいちばん混む組み合わせ。予約はできるだけ早く

直近は台風のうねりで出船を見合わせる日もあったが、イカの群れ自体は7月から途切れずに濃い。 海が落ち着いてくれさえすれば、新月回りのお盆は今シーズンの夜イカのハイライトになる可能性が高い。

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