入門〜中級 マダイ 東京湾・相模湾・外房

タイラバ
巻くだけで釣れる、ルアー入門にも最適なマダイ釣り

タイラバ(鯛ラバ)は、頭部のオモリと、その下にぶら下がるネクタイ・スカート・針がセットになった疑似餌。 底まで落としたら、あとは 「ただ等速で巻くだけ」。 派手なシャクリも、繊細な棚取りも必要ない、最も操作のシンプルなマダイ釣りです。 エサも要らないのでクーラーや手元が汚れず、女性・お子さん連れの初船釣り、ルアー入門にも非常に人気が高い釣法。

タイラバってどんな釣り?

タイラバは元々、九州・四国の漁師が使っていた「ひとつ鯛蕪(タイカブラ)」という漁具を、現代のルアー釣り向けに改良したもの。 頭(タイラバヘッド、60〜200g 程度のオモリ)と、その下のシリコン製ネクタイ・スカート・針が組み合わさっており、 色や形を変えることでその日の正解パターンを探っていきます。

マダイは底〜中層にいる時間が長く、タイラバを底まで落としてゆっくり巻き上げると、 ネクタイがフワフワと動きながら通過するシルエットに反応して食ってくる、というのが基本のヒットパターン。 派手なジャークも誘いも不要で、「同じ速度で上まで巻く」ことだけがコツです。

シーズン

通年成立しますが、ベストシーズンは 春の乗っ込み(4〜6月)秋の落ち(10〜12月)。 東京湾でも相模湾でも、この時期はマダイの活性が上がってタイラバへの反応が良くなります。 梅雨〜真夏は水温が上がって渋くなる傾向で、深場をスローに攻めるパターンに変わります。

タックル構成

詳しいタックル選びは タイラバ仕掛けの解説ページ も参照してください。

パーツ 目安 備考
竿(ロッド) 6.5〜7ft / タイラバ専用 ティップが乗せ調子の専用ロッド
リール 200番台ベイト / カウンター付き推奨 等速巻きしやすいハンドル長め
道糸(PE) 0.8〜1号 / 200m 細糸で潮の影響を減らす
リーダー フロロ 3〜4号 / 3〜5m FG ノットで接続
タイラバヘッド 60〜120g(東京湾)/ 100〜200g(外房) 水深と潮で複数用意
ネクタイ / スカート 各色 / カーリー・ストレート 当日の反応で交換

タイラバはレンタル対応の船宿は少なめなので、最低限の道具は自分で揃える前提。 ロッド・リールは初心者向けの 1.5〜2 万円のセットでも十分使えます。

釣り方の流れ(巻くだけ)

  1. 仕掛けを底まで落とす。 サミング(指でスプールを抑える)を入れながら、フォール姿勢を安定させて底まで落とす。 フリーフォールにすると糸ふけが出てアタリを逃すので、最初はサミング推奨。
  2. 着底したら即、巻き始める。 ここがいちばん大事。底に着いた瞬間に巻き始めないと、すぐ根掛かりします。
  3. 等速で 15〜20m 巻き上げる。 ハンドル 1 回転 / 1 秒くらいが基本のスピード。 途中で速度を変えない、止めない、しゃくらない。 1 ピッチで巻ききったら、また底まで落とす。これの繰り返し。
  4. アタリは「コツコツ」「ゴンッ」。 マダイがネクタイを噛んだコツコツアタリで、即合わせは絶対しない。 コツコツのまま巻き続けると、マダイが本気でくわえ込み、自動的に針掛かりする(オートマチック)。 ロッドティップが完全に入ったらリールを巻き続けながら竿を立ててファイト開始。

つまずきやすいポイント

  • アタリで合わせてしまう。 コマセマダイ・テンヤと違って、タイラバは合わせちゃダメな釣りです。コツコツきても巻き続ける。これだけで釣果が倍違います。
  • 巻き速度が変わる。 人間は集中すると速くなりがち。カウンター付きリールならハンドルカウントを見て、一定速度を意識する。
  • ヘッドの重さが合っていない。 潮が速い・水深が深いと、軽いヘッドでは底が取れず、糸が斜めに伸びてアタリも分からなくなる。 船長の指示や周りの号数を参考に、底取りが「コツン」と明確に分かる重さを選ぶ。
  • ネクタイの色を変えない。 反応がない日に同じカラーで巻き続けても結果は変わりません。30 分試して 0 ヒットなら色か形を変えるのがタイラバの鉄則。

タイラバ船を出している港

関東で主要なタイラバ拠点。

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