初心者向け アジ 東京湾

LTアジ(ライトタックル)
東京湾の入門ど真ん中、年中釣れる安定の1本

LTアジは「ライトタックルアジ」の略で、東京湾で通年出ているもっともポピュラーな船釣り。 仕掛けがシンプルで操作も簡単、半日便で 7,000 円前後、年中安定して数が釣れて、 ほぼ全船宿でレンタルタックル対応 — と、はじめての船釣りに必要な条件がぜんぶそろっている釣りです。 「とりあえず 1 回乗ってみたい」人にとってのファーストチョイスはここで決まりと言っていいくらいの定番。

LTアジってどんな釣り?

LT=ライトタックルとは、従来の「中ハリス・130 号ビシ・電動リール」というアジ釣りを軽量化したスタイル。 ビシ(コマセカゴ)を 40〜80 号、PE ラインを 1〜2 号、竿は 1.7〜2.1m と全体的にコンパクトにすることで、 手巻きリールでも十分にやりとりできて、女性・子ども・初心者にも扱いやすくなっています。

釣り方の基本は コマセマダイ と同じで、ビシにアミコマセを詰めて落とし、 指示棚でしゃくってコマセを撒き、その煙幕の中で針に付けた赤タンやイソメを食わせる。 マダイと違ってアジは群れで回遊するので、釣れ始めると連続で食ってくるのがこの釣りの楽しさ。

シーズン

東京湾の LT アジは 通年釣れるのが最大の魅力。 春先(3〜5月)は良型混じり、初夏〜夏は数が出やすく、秋(9〜11月)はサイズも数もピーク、冬は深場で大型狙い、と季節ごとに違う楽しみ方があります。 どうしてもおすすめの時期を 1 つだけ挙げるなら、海が安定して数が出る 9〜11 月の秋が初心者の初回には最適。

タックル構成

詳しいタックル選びは ビシ仕掛けの解説ページ にまとめています。LT アジの場合は以下が標準。

パーツ 目安 備考
竿(ロッド) 1.7〜2.1m / 7:3〜8:2 調子 / 30〜80号負荷 LTアジ・LT五目向けの専用竿が便利
リール 小型両軸 or 小型電動 水深30〜80mが中心、手巻きで十分
道糸(PE) 1〜2号 / 150m カラーマーカー入り推奨
ビシ FL40〜80号 船宿の指定に従う(多くは60号)
テンビン 軽量L字 30cm クッションゴム1.5mm × 30cm
仕掛け(ハリス) フロロ 1.5〜2号 / 全長 1.5〜2m / 2本針 船宿で売っている既製品で OK
ムツ9号 or アジ針11号 既製仕掛けに含まれる
付け餌 赤タン / 青イソメ 船で支給される

全部レンタル(竿・リール・ビシ・仕掛け・餌)で借りられる船宿が多いので、最初は手ぶらで OK。慣れてきたら自分の竿を買い始めるのが王道の流れです。

釣り方の流れ

  1. 仕掛けを底まで落とす。 PE のカラーで水深を見ながら、ビシが着底するまで落とす。着底するとライン張りが緩むので分かる。
  2. 指示棚まで巻き上げる。 船長から「底から 2m」のようにアナウンスが出る。着底から指定分だけ巻く。
  3. 軽く 2 回しゃくる。 ティップを 30〜50cm 持ち上げる程度。これでコマセが出る。 1〜2 秒空けてもう一度しゃくると、煙幕が広がって、コマセと付け餌が同調する位置に針が来る。
  4. そのまま待つ。 アジは食うとビクビクッと小気味よい引きで分かる。アタリがあったら即アワセは不要。そのままゆっくり巻き始めると、針掛かりしている。
  5. 巻き上げ。 一定速度でリールを巻く。途中で止めるとバレやすいので、止めずに上まで上げる。 サバが混ざる時期はアジより早く巻く(タナを通過させてサバを避ける)テクニックも。

つまずきやすいポイント

  • 棚を間違える。 「底から 2m」と言われたら、底から 2m。船長指示は絶対です。周りの人が釣れていて自分だけ釣れないときは、まず棚を疑う。
  • コマセが出ていない。 ビシのコマセ詰めが甘いと、しゃくっても煙幕が出ません。詰めるときは「ギュッ」と押し込んで、上下を逆さにしても落ちないくらいに。
  • 仕掛けを巻き上げる速度がバラバラ。 途中で止めるとアジの口が切れてバレます。一定速度で上まで巻き切る。
  • サバの猛攻に飲まれる。 初夏〜夏はサバが大量に混じることがあり、アジが食う暇なくサバが先に食う日も。 そういう日は「サバ祭りも釣果」と諦めて、サイズの良いサバを持ち帰るのが正解。

LTアジ船を出している港

東京湾沿岸の主要港でほぼ全て出ています。当サイトで最近の釣果をチェックできます。

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