2026 年ワラサ、
相模湾の青物シーズン展望
2025 年データで読む
9 〜 11 月のピーク
相模湾の秋ワラサは、9 月に火がついて 11 月まで燃え続ける。 2025 年の釣果データを掘り返すと、出船数・釣果ともに 9 〜 11 月の 3 か月 に集中していて、 どの港のどの船が「ワラサで動いている」かもはっきり数字に出ている。2026 年に向けて、シーズンの輪郭を整理しておく。
2025 年の相模湾ワラサは、9 月にスイッチが入った
2025 年は 8 月までは前哨戦で、ワラサ/イナダ/ブリ系の便は月 5 〜 8 件程度にとどまっていた。 ところが 9 月に入った瞬間に 72 出船、平均最高 12.8 本、最高 41 本まで一気に跳ね上がる。 10 月も同じく 72 出船、11 月も 64 出船と、青物船の中心地として相模湾湘南が動き続けた。
9 月は イナダ主体(40 件)+ワラサ(32 件)のミックスで「数」が盛り上がる時期。 10 〜 11 月に向かうにつれてイナダの割合が増え、平均最高は落ち着いてくるが、それでも 60 便超のペースで便が出続ける。 12 月に入ると 21 便まで急減し、シーズンは終わりに近づく。
湘南が主役。茅ヶ崎の常連 3 船で 100 便を超える
相模湾の中でも、ワラサ便はとくに 茅ヶ崎勢 が圧倒的な出船数を持っている。 2025 年の年間ワラサ専門便は、茅ヶ崎の主要 3 船で 合計 100 便弱。 葉山勢も二桁出しているが、便数の絶対量では湘南側が中心だ。
- 137 便 / 平均最高 1.9 本 / 最高 4 本
茅ヶ崎のワラサ便の代表格。出船数で年間トップ。1 出船あたりの数字は派手ではないが、コンスタントに 1 〜 4 本でつないでくる。
- 2
- 3
- 4
- 5
※ 並びは 2025 年通年、ワラサ便として記録された出船数の多い順。イナダ便・ブリ便は含めていない。
真冬にも「越冬ワラサ」便がある
相模湾のワラサ便は秋だけのものではない。 2025 年は 1 月に 21 便のワラサ便が記録されていて、平均最高 1.9 本・最高 4 本というデータが残っている。 2 〜 4 月にかけても細々と便が出ており、「越冬ワラサ」と呼ばれる冷水期のワラサ便が定期的に動いていることがわかる。
冬場の主力はやはり茅ヶ崎勢・葉山勢で、ワラサ・寒ワラサ便として乗合が組まれる日が多い。 秋の数狙いとは別の、「型と脂」を狙う冬の選択肢として頭に入れておきたい。
2026 年シーズンの見通し
相模湾ワラサのシーズンパターンは、ここ数年大きくはぶれていない。 2026 年も 9 月の本格化 → 10 〜 11 月のピーク維持 → 12 月減速 という流れになると見て良い。 ただし、初期の盛り上がり方は カツオの北上タイミングと連動する傾向があるので、6 〜 7 月に相模湾カツオの初物情報と合わせて追うと、秋本番の予測精度が上がる。
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