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和歌山の 11 月は何が釣れる?
印南のマダイ五目、田辺のオオモンハタ、
串本はキハダ

和歌山の 11 月は、紀伊半島の海岸に沿って港ごとに釣りものが変わる。 紀中の印南ではマダイやイサキを狙う五目、 田辺ではオオモンハタなどの根魚と青物、南端の串本ではキハダマグロ。 2025 年 11 月には串本で 55kg のキハダが上がった。 ただし当サイトに届く和歌山の 11 月の報告は年に 40〜60 件、4 隻分と少ないので、ここでは傾向というより「この船ではこう釣れた」という目安として読んでほしい。

11 月の報告に出てくる魚

魚2024 年2025 年
マダイ 50% 31%
イサキ 48% 26%
ハタの仲間 32% 40%
└ うちオオモンハタ 15% 18%
シオ・カンパチ 10% 27%
アジ 10% 21%

※ 当サイトで収集している和歌山の船宿の、2024 年・2025 年 11 月の釣果の書かれた報告(2024 年 40 件、2025 年 62 件。印南の良栄丸、田辺の BLUE PIER、加太の金比羅丸、串本の昇龍丸の 4 隻分)のうち、その魚が出てくる割合。 「ハタの仲間」は、オオモンハタ・マハタ・アカハタ・アオハタ・ホウキハタ・キジハタ・名前の書かれていないハタのどれかが出てくる報告を 1 件と数えました。シオはカンパチの若い魚で、シオとカンパチのどちらかが出てくる報告を数えています。 報告のうち 2024 年は半分、2025 年は 3 割が良栄丸の報告で、マダイとイサキはほとんどが良栄丸の報告です。割合は 1 隻の釣りものに大きく左右されます。良栄丸でよく釣れるメイチダイとヤイトガツオは、当サイトの集計で拾いきれていない報告があるため、表に入れていません。チダイ(マダイによく似た小型のタイ)は良栄丸がマダイと合わせて数を書く日が多く、マダイと分けて数えられないため表から外しています。

報告が少ないので、上旬と下旬の比較はしない。代わりに、11 月に船を出している 4 つの港の釣りを順に見ていく。

印南 ─ オキアミで狙うマダイ・メイチダイ・イサキ

紀中の印南の良栄丸は、11 月もオキアミをエサにした五目釣りで毎日のように船を出す。 釣れるのはマダイ、メイチダイ(目の上に黒い帯のあるタイの仲間)、イサキ、グレ、オオモンハタなどで、1 便で 5〜6 種が並ぶ。 2025 年 11 月のマダイは船全体で 2〜12 枚、27〜52cm。11 月 5 日は 28〜49cm が 12 枚、19 日はメイチダイが 22 枚だった。

2024 年の 11 月はヤイトガツオ(スマ)の回遊が目立ち、11 月 13・14 日に 14 本、16 日に 15 本と、マダイより数が出る日が続いた。2025 年の 11 月はヤイトガツオが出ても 1 便 1〜3 本ほどで、年によって回遊の差が大きい。 ブリが混じることもあり、2025 年 11 月 6 日には 85cm が 1 本、2024 年 12 月 1 日には 90〜95cm が 2 本上がっている。 良栄丸は夕方から夜にかけての半夜ティップラン(エギでアオリイカを狙う釣り)の便も出し、2025 年 11 月 2 日はアオリイカが船全体で 8 杯、12 月 6 日は 26 杯、最大 1.2kg だった。

※ 良栄丸の報告は釣りに行った日の 1〜3 日後に載ることが多いため、ここでは釣りに行った日で書いています。

田辺 ─ ジギングとタイラバでハタの仲間とシオ・カンパチ

田辺のBLUE PIER は、海心丸と海恋丸の 2 隻で、金属の疑似餌(ジグ)やタイラバを使って根魚と青物を狙う。 2025 年 11 月の報告には 50cm 前後のオオモンハタがたびたび出てきて、11 月 10 日の報告にはホウキハタ 56cm、20 日にはシオ 8 本、27 日にはカンパチ 68cm までが並ぶ。 2024 年 11 月 25 日の報告では、凪の海でマダイ 70cm と 60cm が上がった。シロアマダイを狙う時間を取る日もある。

田辺沖で秋のハタから初冬のシオ・カンパチへ主役が移っていく流れは「秋はハタ、初冬はシオ・カンパチ」のコラム、 田辺沖の五目を 3 年半分の報告で見たマダイと高級根魚のコラムに詳しい。

串本 ─ ふかせ釣りのキハダ

紀伊半島の南端、串本の昇龍丸は、11 月もエサを潮に流して食わせる「ふかせ」でキハダマグロを狙う。 2025 年 11 月 2 日に 55kg、4 日に 48kg と 55kg。2024 年は 11 月 5 日に 30kg が 2 匹とビンチョウマグロ 6 匹、カツオ 6 匹、8 日は 17〜25kg のビンチョウマグロ 6 匹とカツオ 15 匹だった。 マグロ釣りは当たりの数がもともと少なく、釣れれば大物、という釣りだ。

加太 ─ 報告は少ないがアジ・サバ・小ダイ

紀北の加太の金比羅丸の 11 月の報告は、アジ・サバ・チャリコ(マダイの子)・タイといった魚の名前だけで、数やサイズは書かれていない。 加太のアジがほぼ一年中釣れることは加太のアジのコラムで紹介している。

今年の 11 月はどうなりそうか

2026 年 10 月は、印南の良栄丸のオキアミ五目でマダイとチダイが船全体で 10〜20 枚の日が続き、12 日は 28〜50cm が 20 枚、メイチダイも 15 枚だった。ヤイトガツオも 11 日に 6 本と顔を出している。 田辺の BLUE PIER でも 10 月 3 日に 78cm、9 日に 74cm のカンパチ、13 日には 50cm を超えるオオモンハタが続けて上がった。

今年からは、加太の海斗丸や和歌山市の虎丸の報告も届くようになった。海斗丸では 10 月 7 日にメジロ 14 匹、13 日に 96cm のブリ、虎丸ではタチウオが 1 便で船全体 100 匹の日があった。 ただ、これらの船の 11 月の報告はまだ当サイトにないので、11 月にどう変わるかは書けない。 過去 2 年の報告から言えるのは、印南のマダイ五目、田辺のハタと青物、串本のキハダは 11 月も続くということまで。数の多い少ないは、潮の速さや風で日ごとに大きく変わる。

よくある質問

和歌山で11月に釣れる魚は何ですか?
当サイトに届く和歌山の11月の釣果報告は年に40〜60件ほど、4隻分と少ないのですが、その中ではマダイ、イサキ、オオモンハタなどのハタの仲間、シオ・カンパチが多く出てきます。2024・2025年11月の釣果の書かれた報告のうち、マダイが出てくる割合は50%と31%、ハタの仲間は32%と40%でした。紀中の印南ではオキアミで狙う五目、田辺ではジギングとタイラバの根魚、串本ではキハダマグロの便が出ています。
串本のキハダマグロは11月も釣れますか?
釣れる日があります。串本の昇龍丸は11月もエサを流して食わせる「ふかせ」でキハダを狙い、2025年11月2日に55kg、4日に48kgと55kgを上げました。2024年11月5日は30kgが2匹とビンチョウマグロ6匹、カツオ6匹でした。マグロ釣りは当たりの数が少なく、毎回釣れるわけではありません。
田辺のオオモンハタは11月も釣れますか?
釣れます。田辺のBLUE PIER(海心丸・海恋丸)の2025年11月の報告には、50cm前後のオオモンハタがよく出てきます。同じ月にはホウキハタ56cmやカンパチ68cmの報告もありました。ジギングやタイラバ(おもりとネクタイの付いた疑似餌)で、根魚と青物を一緒に狙う釣りです。

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