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和歌山・加太のアジ(鯵)はいつ釣れる?
ほぼ一年中顔を出し、
秋は 30〜40cm 台の尺アジがそろう

紀淡海峡に面した加太は、潮の速い海でマダイを狙う船が多い港だ。 その釣果報告には、季節を問わずアジがほぼ必ず並んでいる。 「和歌山でアジはいつ釣れるのか」に対して、加太の答えは「ほぼ一年中」。 そのうえで、秋は数とサイズがそろう時期になる。

どの月も 75% 以上の報告にアジが入っている

加太の金比羅丸は、2023 年 1 月から釣果を追える。 その日の報告にアジが入っていたかどうかを月ごとに数えた。

月 アジが入っていた報告 割合
1 月 15 / 20 75%
2 月 26 / 27 96%
3 月 20 / 26 77%
4 月 24 / 25 96%
5 月 24 / 30 80%
6 月 18 / 19 95%
7 月 24 / 24 100%
8 月 25 / 26 96%
9 月 21 / 24 88%
10 月 22 / 22 100%
11 月 18 / 18 100%
12 月 17 / 17 100%

※ 金比羅丸の釣果報告(当サイトの収集分、2023 年 1 月〜2026 年 9 月)。報告に釣れた魚の名前が並ぶ形式のため、匹数ではなく「入っていたかどうか」で数えている。

いちばん低い 1 月でも 75%、7 月と 10〜12 月は 100%だった。 金比羅丸の報告は、マダイ(チャリコ)・サバ・ガシラ(カサゴ)・ハマチとアジが一緒に並ぶ形がほとんどで、 アジだけを狙う船というより、何を狙っても交じってくる定番の魚と言える。 春はガシラ、秋から冬はサバやハマチと一緒に出てくることが多い。

秋は 30cm を超える尺アジが中心

この夏から、加太と和歌山市のほかの船の釣果も当サイトで追えるようになり、アジの匹数とサイズまで分かる報告が増えた。 2026 年 8 月から 10 月上旬までの 1 人あたりのアジを船ごとにまとめた。

船宿(港) 1 人あたり サイズ
虎丸(和歌山市) 多い人で 20〜30 匹 25〜49 cm
第十八利蜂丸(和歌山市) 15〜25 匹 27〜43 cm
海斗丸(加太) 5〜17 匹 28〜45 cm
淡隆丸(加太) 2〜13 匹 30〜49 cm
多部丸(加太) 4〜10 匹 29〜45 cm
山田丸(加太) 1〜14 匹 25〜46 cm

※ 各船宿の釣果報告(2026 年 8 月 1 日〜10 月 6 日)から、アジの匹数とサイズの幅を拾ったもの。日によってはほかの魚がメインの便の数字も含む。

サイズはどの船も上が 40cm 台に届いており、30cm を超える「尺アジ」が中心だ。 いちばん大きいものは虎丸と淡隆丸の 49 cm。 数は、アジをメインに狙う日の多い和歌山市の 2 隻(虎丸・第十八利蜂丸)が多く、 マダイなどと組み合わせる加太の船は 1 人数匹〜10 匹台が目安になる。 加太の海斗丸は 10 月 4〜5 日、2 日続けて朝いちばんから入れ食いという報告を出している。

サビキと「バチコン」

虎丸の 8〜9 月の報告には、 「バチコン」でアジが全員安打という日が続いている。 バチコンは、重めのオモリを底まで沈め、その上に付けた小さなワーム(ゴム製の疑似餌)で食わせる、アジ用のルアー釣り。 同じ船でサビキでも好調だった日があり、エサ釣りとルアーのどちらでも狙える。 御坊の SEATAC や田辺の BLUE PIER もバチコンの便を出しており、和歌山ではこの釣り方が広がっている。

加太・和歌山市のアジに行くなら
  • アジは一年中交じる。数とサイズがそろうのは秋(9〜11 月)
  • サイズは 30〜40cm 台が中心。細すぎる仕掛けは切られるので、ハリスは太めに
  • アジを数釣りしたいなら、アジ便・バチコン便を出す船を選ぶ。マダイの船では「お土産」くらいの数になる
  • 加太は潮が速い。予約時にオモリの号数を確認しておく

これからどうなりそうか

金比羅丸の報告では、10〜12 月はすべての報告にアジが入っていた。 今年の秋は 10 月に入っても 40cm 台が続いており、11 月いっぱいまでは尺アジを狙えるだろう。 冬に入ると、アジと一緒に並ぶ魚がサバやハマチに変わっていき、風の強い日は出船自体が減る。 穏やかな日を選んで、秋のうちに一度は乗っておきたい。

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