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富山湾の船宿の選び方
新湊・氷見・富山の 7 隻、
得意な釣りものと季節

富山湾で釣果を追える船宿は、新湊・氷見・ 富山の 3 つの港に 7 隻。 数は多くないが、船ごとに得意な釣りものと季節がはっきり分かれている。 「この魚をこの時期に釣りたいなら、この船」という形で整理してみる。

7 隻の得意分野

船宿(港) 報告に多い釣りもの 釣果を追える期間
貴新丸(富山) 冬〜春のヤリイカ・むぎイカ、それ以外はサビキ五目(アジ・アマダイ・カサゴ・ハナダイ)、夏は夜の大アジ 2025 年 1 月〜
幸導丸(新湊) 夏のアカムツ(通常便・ライト便)、夜のタチウオ、秋のアオリイカ 2026 年 6 月〜
泰誠丸(新湊) 秋のアオリイカ、夏のアカムツ、ブリ・フクラギなど青物 2026 年 7 月〜
海坊主Ⅴ(氷見) 秋のアオリイカ(ティップラン) 2026 年 8 月〜
icelook fishing(氷見) 春〜初夏のアオリイカ 2025 年 3 月〜
金剛丸(富山) 夏〜秋のアカムツ 2026 年 7 月〜
Daina(富山) (報告の見出しに日付が並ぶ形式で、釣りものまでは読み取れない) 2026 年 7 月〜

※ 当サイトが収集している富山湾の船宿の釣果報告(2026 年 9 月時点)より。「釣果を追える期間」は当サイトで収集できている期間で、船宿の営業年数ではない。

冬〜春のイカなら富山の貴新丸

冬から春にかけて富山湾でイカを数多く釣りたいなら、貴新丸がいちばん記録が厚い。 2025 年・2026 年とも 2〜3 月にヤリイカの好調が続き、2025 年 3 月 8 日には 420 杯という報告もある。 春はむぎイカ(スルメイカの若い個体)に切り替わり、それ以外の季節はサビキ釣りの五目船になる。 アジやサバの数釣りから、45 cm を超えるアマダイまで狙えるのがこの船の強みだ。 季節ごとの詳しい流れは富山湾の船釣りカレンダーにまとめた。

夏のアカムツと夜のタチウオなら新湊の幸導丸

高級魚のアカムツ(ノドグロ)を狙うなら、新湊の幸導丸だ。 2026 年の夏は 6 月下旬から 9 月中旬までに 40 便を超えるアカムツ便を出し、竿頭は 3〜22 尾、1 kg を超える大型も何度も上がった。 軽めの道具で狙う「ライトアカムツ便」もあり、初めての人でも入りやすい。 夏の夜にはタチウオ便も出しており、7 月 20 日のタチウオのナイト便では竿頭 10 本だった。 アカムツの釣れ方は富山湾の夏のアカムツで詳しく扱っている。

同じ新湊の泰誠丸も、8 月 11 日にアカムツで竿頭 11 匹・船中 25 匹を出している。 富山の金剛丸も 8〜9 月にアカムツ狙いの便を出しており、 夏の富山湾はアカムツを狙える船が複数ある。

秋のアオリイカなら氷見と新湊のティップラン

8 月末から秋にかけては、アオリイカのティップラン(船を流しながらエギを底近くで漂わせる釣り)が富山湾の主役になる。 氷見の海坊主Ⅴはほぼアオリイカ専門で、2026 年 9 月 13 日には筆頭 40 杯。 新湊の幸導丸・泰誠丸も秋はアオリイカ便を出し、泰誠丸は 9 月 12 日に竿頭 33 杯・船中 140 杯だった。 この釣りは、船がちょうどよく流れるかどうかで数が大きく変わる。 詳しくは富山湾の秋のアオリイカを読んでほしい。

氷見のicelook fishingは、5〜6 月にアオリイカの便を出している。 春のアオリイカは産卵を控えた大型が中心になる時期で、秋とは違う楽しみがある。

狙いと時期で選ぶ
  • 2〜3 月のヤリイカ → 富山の貴新丸
  • 7〜9 月のアカムツ → 新湊の幸導丸・泰誠丸、富山の金剛丸
  • 夏の夜のタチウオ・大アジ → 新湊の幸導丸(タチウオ)、富山の貴新丸(大アジ)
  • 9〜10 月のアオリイカ → 氷見の海坊主Ⅴ、新湊の幸導丸・泰誠丸
  • 一日いろいろな魚を → 貴新丸のサビキ五目(特に水温が下がる 10〜11 月)

これからの季節

10 月はアオリイカのティップランが続き、型も上がっていく時期だ。 一方でアカムツ便は秋が深まるにつれて減っていき、貴新丸の五目はアジ・サバからアマダイ・マダイ・青物へと主役が移る。 年が明ければ、また冬のヤリイカの季節が来る。 富山湾の船宿の多くは当サイトでの収集を始めてまだ 1 年に満たないので、 季節が一巡するごとに、この表はもっと厚くなっていくはずだ。

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