2026 年東京湾
ショウサイフグ、
釣れてる船はどこか
2025 年データで読む
金沢八景・野毛屋の
一強構図

東京湾の秋冬ターゲットとして地味に強いのがショウサイフグ。 刺身・てっちりに加え白子(春先)まで楽しめて、競合記事も少ない穴場ジャンルだ。 2025 年の釣果データを集計すると、東京湾のショウサイフグ便は 133 便、その 128 便(96%)金沢八景・野毛屋という一強構図だった。 2026 年シーズンに向けて、出船数・月別・船別を整理しておく。

結論:東京湾のショウサイフグは「野毛屋」一強

2025 年通年で東京湾のショウサイフグ便は 133 便。 港別の内訳は 金沢八景 128 便・川崎 5 便で、ほぼ 金沢八景に集中している。 そして金沢八景の 128 便すべてを 野毛屋1 船で出している。 「東京湾のショウサイフグ船 = 野毛屋」とイコールで結んでいい、というのが 2025 年の数字が示す現状だ。

出船数(2025) 平均最高匹数 最高記録
金沢八景12818.1 匹50 匹
川崎59.0 匹34 匹

※ 出船数は 2025 年 1 〜 12 月でショウサイフグのキャッチが記録された便を集計。 金沢八景の数字は実質「野毛屋単独」、川崎は中山丸の数字。

11 月が「最高潮」。月別ピークは明確

ショウサイフグは「秋〜冬の魚」と言われるが、 2025 年のデータを月別に並べると、本当のピークは 11 月だった。 この月だけ 平均最高 39.3 匹・最高 50 匹と他の月から頭一つ抜けて高い。 9 〜 10 月でも平均 25 匹台と十分高く、 9 〜 11 月の 3 か月を秋シーズンの本番と捉えるのが現実的だ。

東京湾 2025 年・月別ショウサイフグ便(平均最高匹数)
5月
8.7 匹 17 便
6月
18.8 匹 17 便
7月
21.2 匹 21 便
8月
11.4 匹 14 便
9月
25.1 匹 16 便
10月
25.7 匹 16 便
11月
39.3 匹 7 便

ここで興味深いのは 6 〜 7 月の白子シーズン9 〜 11 月の秋シーズンがきれいに二山に分かれていること。 春の白子狙いも 7 月の平均最高 21.2 匹と高水準だが、 「数だけ」を追うなら 11 月のほうが明確に上だ。 ただし 11 月は出船数が 7 便と少ないので、予約を取る難易度は秋本番のほうが高い可能性がある。

千葉サイドも忘れない:飯岡・隆正丸の存在感

東京湾は野毛屋一強だが、外房側にも 飯岡のショウサイフグ便がある。 2025 年は 隆正丸33 便 / 平均最高 15.7 匹 / 最高 40 匹を記録していて、 東京湾の野毛屋に次ぐ存在感を出している。 ただし飯岡の 33 便は 5 月(35 便)に集中していて、秋シーズンのデータは薄い。 飯岡は「春先の白子シーズン専門」と読むのが正しい。

  1. 1
    128 便 / 平均最高 18.1 匹 / 最高 50 匹

    秋〜冬の本流。 5 〜 11 月まで切れ目なく動いていて、 11 月の平均最高 39 匹級のピークも野毛屋が中心。

  2. 2
    33 便 / 平均最高 15.7 匹 / 最高 40 匹

    外房・飯岡の春白子便がメイン。 5 月に集中して動き、秋には別魚種(ヒラメ・マダイ)に切り替わる。

  3. 3
    5 便 / 平均最高 9.0 匹 / 最高 34 匹

    川崎港から数少ないショウサイフグ便。出船数は控えめだが、 1 日あたり 30 匹超の大爆釣もあった。

2026 年の狙い方

2025 年の数字を踏まえると、ショウサイフグの狙い方は 「秋〜冬は野毛屋」「春の白子は飯岡もアリ」に整理できる。

2026 年・東京湾ショウサイフグの判断軸
  • 秋〜冬の本番(9 〜 11 月)は金沢八景・野毛屋。ほぼ唯一の選択肢で、ピーク 11 月の予約は早めに
  • 数を本気で狙うなら 11 月。 1 便あたり最高 50 匹級も出ている
  • 白子シーズン(5 〜 7 月)は野毛屋に加えて飯岡・隆正丸が選択肢に
  • 川崎からなら中山丸。出船数は少ないが、当たり日はある
  • 最新の出船情報はショウサイフグ最新釣果から

ショウサイフグは 毒の関係で釣り船での処理免許が必要で、出船している船宿そのものが限られている魚種。 結果として「数字で見ると 1 〜 2 船にデータが集中する」のは構造的な側面もある。 だからこそ、出ている船宿の予約を抑えられるかどうかが勝負所になる。

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