東京湾・外房・鹿島のショウサイフグ、春シーズン終盤 エリアで 2〜4 週ズレる「終わり方」をデータで読む
5 月に 110 件 と今年最多を記録したショウサイフグの出船が、 6 月に入って 58 件と急落した。 ただし「春フグが終わる」と一口に言っても、 エリアによって実質の終了日が 2〜4 週間ズレる。 外房北(飯岡)は今週〜来週が事実上のラストチャンスだが、 鹿島灘はまだ 2〜3 週の猶予があり、東京湾はそもそも通年釣れる。 3 年分・1,843 件の釣果データでエリア別の「終わり方」を整理した。
1. 春フグの急落は「7月第1〜2週」が転換点
まず全エリア合算の週別出船件数を見る。 6 月はどの週も 10〜25 件台を維持しているが、 7 月に入った瞬間に件数が半分以下に落ちる ── これが 2 年連続のパターンだ。
2024 年は 7 月 1〜7 日週に 25 件 → 9 件と急落。 2025 年は 7 月 8〜14 日週に 16 件 → 7 件と、 1 週間後ろにズレた。 いずれも「7 月第 1〜第 2 週が転換点」で、 8 月には底を打って 3〜5 件/週に落ち着く。
ただしこの数字は東京湾の通年出船が底支えしている。 後述するが、「春フグ専門エリア」だけで見ると、 もっと早く・急激に終わる。
2. エリアで「終わり方」がまったく違う
過去 2 年の最終記録日と 5〜6 月の平均尾数をエリア別に並べると、 それぞれの個性が浮かび上がる。
春フグ専門エリア。7月以降のデータはほぼなし。今年も6月末〜7月頭が事実上の最終週。
件数は7月第1〜2週に急落。残った便は尾数をキープする。秋口(10〜11月)に再浮上する通年エリア。
春が最多だが細々と続く。7月以降は件数が激減し尾数も落ちる。秋冬に向けて戻ってくるエリア。
「春フグ」という概念がない通年エリア。7月も平均10尾前後をキープ。急いで行く必要はない。
3. 今から行くならどのエリアか
- 今週〜来週が最後 外房北(飯岡) ─ 隆正丸など。 2024 年は 7/5、2025 年は 6/28 が最終日。 6 月末を過ぎると記録がなくなる。平均 6.6 尾と数も十分出ている。
- あと 2〜3 週 鹿島灘 ─ 弘清丸(大洗)は 2026 年 4〜6 月の平均尾数が 15.5 尾と群を抜く。7 月第 1〜2 週には件数が落ちるが、 出ている便の尾数は落ちにくい。
- 焦らなくていい 東京湾 ─ 東京湾は通年釣れるエリア。 7 月も平均 8〜11 尾をキープし、シーズンエンドという概念がない。 急いで行く理由はない。
4. 2026年4〜6月 出船の多い船宿
| 船宿 | 港 | エリア | 4〜6月 出船数 | 平均尾数 |
|---|---|---|---|---|
| 野毛屋 | 金沢八景 | 東京湾 | 50 | 4.7 尾 |
| 不動丸 | 鹿島 | 鹿島灘 | 39 | 5.6 尾 |
| ひらの丸 | 富津 | 内房 | 34 | 2.7 尾 |
| 宗和丸 | 鹿島 | 鹿島灘 | 31 | 1.4 尾 |
| 隆正丸 | 飯岡 | 外房北 | 29 | 6.6 尾 |
| 萬栄丸 | 勝山 | 内房 | 27 | 1.9 尾 |
| 利八丸 | 勝山 | 内房 | 24 | 1.8 尾 |
| 弘清丸 | 大洗 | 鹿島灘 | 24 | 15.5 尾 |
※ 平均尾数は釣果報告の最小〜最大の中間値を 1 出船分として算出。 弘清丸(大洗)は件数 24 件ながら平均 15.5 尾と突出している。 野毛屋・萬栄丸・利八丸は春に件数が集中しており、 6 月以降は出船数自体が落ちる。
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