濁っても釣れる「照りゴチ」
仙台湾のマゴチ、
船全体で 1 日 84 本の爆釣
マゴチは夏の炎天下──「照り」の時期にこそ旬を迎えることから、「照りゴチ」と呼ばれる。 その照りゴチが、仙台湾・磯崎の天祐丸で沸騰中だ。 7 月 29 日、大雨の濁りと川ゴミが流れ込む悪条件の中で船全体で 84 本の爆釣。 翌 30 日も 72 本(最大 62 cm)と続き、この 1 週間の報告は数字のオンパレードになっている。
1 週間の釣果を並べる
| 日付 | 釣果報告から(本数は船全体) |
|---|---|
| 7/24 | 風雨の中、最大 65 cm 含め 30 本 |
| 7/28 | 海は濁っていたが 68 本と好調 |
| 7/29 | 濁りと川ゴミの中でも 84 本と爆釣 |
| 7/30 | 最大 62 cm を含む 72 本、絶好調 |
| 8/1 | 38 本(多い人で 12 本)。序盤激渋から後半に連発 |
※ 天祐丸の 2026 年 7 月 24 日〜8 月 1 日の釣果報告より。期間中の最大は 67 cm。
注目したいのは条件の悪さだ。この期間の報告には「風雨の中」「海は濁っていた」「濁りと川ゴミの中でも」と 悪条件の記述が並ぶ。それでも 30 本→68 本→84 本→72 本。 条件が整った日ではなく、悪い日にこの数字という事実が、群れの濃さを物語っている。
「照りゴチ」という旬 ─ ヒラメと並ぶ夏の白身の王様
マゴチは海底の砂地に潜んで小魚を襲う魚で、ヒラメと並ぶ高級白身。 冬が旬のヒラメに対し、マゴチは夏が旬で、薄造りの洗いは夏の料亭の定番だ。 釣りとしては生き餌やルアー(ワーム)で底を探るスタイルで、 ガツンと明確なアタリと強い引きは入門者にも分かりやすい。 60 cm 超ともなれば引きは本格派で、「数もサイズも」が今の仙台湾では現実的な目標になる。
同じ天祐丸はショウサイフグでも 1 日 122 匹を記録しており、 いまの仙台湾は浅場の釣り物が総じて沸いている。梅雨明け後の高水温で餌の小魚が湾内に溜まっていることが背景にありそうだ。
お盆に狙うなら
- 多い人で 1 日 12 本の水準。1 匹でごちそうの魚がこの数は破格
- アタリが明確で入門者にも向く。合わせはしっかり食い込ませてから
- 濁りに強いことが直近の実績で証明済み。多少の雨後でも成立しやすい
- 持ち帰りは洗い・薄造り・唐揚げ。夏マゴチの洗いは自分で釣った人だけの特権
- 東北の夏の海は風で出船が左右される。前日の運航確認を忘れずに
見通しとしては、照りゴチの名のとおり旬は 8 月いっぱい続く。 フグと合わせて「仙台湾の夏の二枚看板」になっており、東北方面へ帰省するお盆の 1 日にちょうどいい選択肢だ。
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