40 cm のデカアジで
クーラーいっぱい
南阿波・橘の 1 隻がこなす夏の五番勝負

徳島・南阿波の橘港から出る清和丸の 7 月の釣果報告を並べると、 1 隻の船とは思えない多芸ぶりが見えてくる。落とし込みでカンパチ・メジロ 75 cm・サワラ・ヒラメ 10 枚、 天秤釣りでアマダイ船中 21 本(全員キャッチ)脂の乗った 40 cm 級デカアジは竿頭 40 匹、 そして夜は初便からイカメタルでトップ 40 杯超え。夏の五番勝負、全部勝っている。

7 月の「勝負表」

日付 釣り物 釣果報告から
7/18 落とし込み カンパチ・メジロ・サワラ・ヒラメ・マダイが「次々ヒット」の絶好調
7/19 落とし込み ヒラメ 10 枚と連発、メジロ 75 cm・サワラも
7/19 イカメタル(初便) 後半のラッシュでトップ 40 杯超え
7/25 天秤釣り アマダイを全員がキャッチ、船中 21 本
7/28 デカアジ狙い 脂の乗った 40 cm 級がコンスタント、「クーラーボックスいっぱい」で竿頭 40 匹
7/29 落とし込み メジロ・マダイに加えデカアジ・デカサバも好調

清和丸の 2026 年 7 月の釣果報告より要約。

白眉は 7 月 28 日のデカアジだ。「序盤から脂の乗った 40 cm クラスの良型がコンスタントにヒットし、 クーラーボックスいっぱいの好釣果」。40 cm のアジは刺身・なめろう・フライの全てで別格の食べごたえで、 それが 40 匹となると、もはやアジフライ工場が開ける量になる。 7 月 25 日のアマダイも見逃せない。関西で「グジ」と呼ばれる高級魚を乗船者全員がキャッチという、 ボウズなしの再現性がこの船の報告の随所に出てくる。

なぜ何でも釣れる ─ ここでも鍵は「ベイト」

落とし込み釣り(サビキで小魚を掛けてそのまま大物に食わせる釣り)の釣果報告には、 「ベイト(餌の小魚)の掛かりが良く」「ベイトの掛かりはやや悪かった」と、 その日の成否がほぼ餌の小魚の付き具合で説明されている。 つまり南阿波の沖にも、今年の夏の全国的な傾向である「餌の小魚に大物が着く」構図がそのまま来ている。 ベイトが順調な日はカンパチ・メジロ・サワラ・ヒラメが「次々ヒット」し、 渋い日はアジやサバが土産の軸になる──どちらに転んでもクーラーが埋まる設計だ。

お盆に乗るなら

お盆(8/13〜16)に南阿波で釣るなら
  • 大物志向なら落とし込み。メジロ 75 cm 級+ヒラメの実績が続く
  • 確実な土産ならデカアジ・アマダイの天秤釣り。「全員キャッチ」の再現性が魅力
  • 夜派はイカメタル。初便からトップ 40 杯、お盆は月明かりのない新月回りで条件良し
  • 夏季限定プランの案内も出ている。釣り物と便の組み合わせは予約時に相談
  • 40 cm 級アジ×数十匹は想像より重い。クーラーは大きめに

関東・東海の釣り場に比べて情報の流通が少ない南阿波だが、データで見る限り、この夏の充実ぶりは全国有数。 帰省や四国旅行と組み合わせる 1 日にちょうどいい、懐の深い海だ。

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