朝はタコ、昼は泳がせ五目
渥美・赤羽根の 1 隻で
夏休みの釣りが完結する
渥美半島・赤羽根港の丸万釣船の釣果報告を 2 週間分並べると、 「大漁」の 2 文字が便を替えて何度も出てくる。タコ便は竿頭 20 杯で「皆 10 杯前後」、 泳がせ五目便は 45 cm のマアジに 50 cm のヒラメ、子アジは 200 匹以上の入れ食い。 朝・昼の便と釣り物を組み合わせれば、夏休みの釣りの願いごとがこの 1 隻でほぼ揃ってしまう。
直近 2 週間、便替わりで「大漁」が続く
| 日付 | 便 | 釣果報告から |
|---|---|---|
| 7/23 | 泳がせ五目便 | マアジ竿頭 41 尾、カンパチも上がり「大漁」 |
| 7/25 | タコ朝便 | 竿頭 12 杯、「型も良かった」 |
| 7/25 | タコ昼便 | 初挑戦の方も含め「入れ食いで大漁」 |
| 7/26 | 泳がせ五目便 | 最大 45 cm のマアジが竿頭 20 尾、子アジは 200 匹以上の入れ食い |
| 8/1 | タコ昼便 | 竿頭 20 杯の「大漁」 |
| 8/1 | 泳がせ五目便 | マアジ・カンパチ最大 40 cm、ヒラメ最大 50 cm の五目で「大漁」 |
| 8/2 | タコ朝便 | 竿頭 20 杯・「皆 10 杯前後」と全員好調 |
※ 丸万釣船の 2026 年 7 月 23 日〜8 月 2 日の釣果報告より。数字はその日いちばん釣った人(竿頭)。
注目したいのは数字の「裾野」だ。8 月 2 日のタコ朝便は竿頭 20 杯に加えて「皆 10 杯前後」、 7 月 25 日の昼便は「初挑戦の方も含め入れ食い」。 上手な人だけが釣れる状況ではなく、初めての人が竿を出しても結果が出る密度で釣り物が湧いている。 タコの好調は渥美だけでなく愛知 3 海域に共通する現象で、 三河湾では竿頭 35 杯の記録も出ている。
泳がせ五目 ─ 子アジ 200 匹が「餌」で終わらない
この船のもうひとつの看板が泳がせ五目便だ。泳がせ釣りとは、 まず小さなアジ(子アジ)をサビキ仕掛けで釣り、その子アジを生きたまま針につけて泳がせ、 それを食べに来る大物を狙う二段構えの釣り。7 月 26 日の報告では子アジが 200 匹以上の入れ食いで、 本命のマアジも最大 45 cm が竿頭 20 尾。8 月 1 日には泳がせた餌にカンパチ(最大 40 cm)とヒラメ(最大 50 cm)が食ってきた。
この構造がファミリー釣行と相性抜群で、子どもは子アジのサビキ入れ食いで手を動かし続けられ、 大人は泳がせ竿で一発の大物を待てる。「小物の数釣り」と「大物のロマン」という 船釣りの二大喜びが 1 本の便に同居している。
なぜ赤羽根で釣れるのか
赤羽根は渥美半島の太平洋側に開いた港で、外洋の魚と湾内の魚の両方にアクセスできる立地にある。 今年の夏は伊勢湾口一帯に餌の小魚が豊富で、 知多半島側ではハマチやマダイの爆釣が続いたが、渥美側でも子アジが 200 匹入れ食いになるほど餌の魚が濃い。 その子アジを追ってカンパチやヒラメが浅場に差してきている、という食物連鎖がそのまま釣果になっている。 なお愛知エリアの収集は今年からのため、昨年との比較はできない。この夏の数字が来年の基準になる。
お盆のプランに落とすなら
- 体力に自信がなければタコ便。朝便・昼便の半日単位で、初挑戦の入れ食い実績あり
- 子ども連れなら泳がせ五目便。子アジのサビキで飽きさせず、大人は泳がせでヒラメ・カンパチを狙える
- タコは茹でて冷凍、アジはフライ・なめろう、ヒラメは刺身と持ち帰り後の楽しみも分担できる
- 台風のうねりが残ると出船が変わるので、前日の運航確認を忘れずに
- 夏休みの人気便は埋まりやすい。予約は早めに
見通しとしては、子アジと小魚の群れが居座っている限り泳がせの魚は入れ替わりで続き、 タコも愛知全体の水準からしてお盆までは十分持つ計算だ。 「家族全員がそれぞれ楽しめる 1 日」を組みたい人に、いま一番すすめやすい選択肢のひとつと言える。
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