東京湾マゴチ 2026、
釣れてる港はどこか
2025 年データで読む
横浜・羽田の使い分け
東京湾の夏ターゲットとして人気のマゴチ船。釣り方解説の記事は多いが、どの港・どの船が現実に釣果を出しているかのデータ比較はあまり見ない。 2025 年通年で東京湾のマゴチ便は 266 出船、前年(124 出船)の 2 倍以上に増えていた。 港・船・月で性格が違うので、2026 年のシーズン前に見取り図を作っておく。
結論:東京湾のマゴチ便は、横浜と羽田にほぼ集中している
まず、2025 年通年の港別出船数。マゴチ便は東京湾全体で 266 出船あったが、その内訳は 横浜 166 便(62%)・羽田 95 便(36%)。 この 2 港で 全体の 98% を占めている。「東京湾のマゴチ」を狙うなら、選択肢はほぼ 横浜港か羽田港の二択と覚えていい。
| 港 | 出船数(2025) | 平均最高匹数 | 平均サイズ |
|---|---|---|---|
| 横浜 | 166 | 8.4 匹 | 57.6 cm |
| 羽田 | 95 | 5.1 匹 | 52.9 cm |
| 東大井 | 4 | 2.5 匹 | 52.5 cm |
| 品川 | 1 | 9.0 匹 | 62.0 cm |
※ 出船数は 2025 年 1 〜 12 月に「マゴチ」のキャッチが記録された便を集計。 平均最高匹数は「ある 1 便で記録された最大の匹数」の港別平均。
横浜の主力 2 船:濱生丸と一之瀬丸
横浜港でマゴチ便を出している主力は、濱生丸と一之瀬丸の 2 船。 この 2 船で横浜のマゴチ便のほぼ全てを担っている。 どちらも 平均最高 8 〜 9 匹級・最大サイズ 65 〜 68 cmという、東京湾でも上位の数字を出している。
- 186 便 / 平均最高 8.0 匹 / 最高 20 匹 / 最大サイズ 68 cm
2025 年の横浜マゴチ便の中心。9 月 28 日に 67.5 cm・5 月 4 日に 67.0 cm の大型を記録。型を狙うならまず候補。
- 280 便 / 平均最高 8.8 匹 / 最大サイズ 66 cm
出船数・平均匹数とも濱生丸とほぼ互角の二枚看板。8 月 29 日に 66 cm・7 月 21 日に 65 cm の大型実績あり。
- 3
「型」なら横浜、「数」と「アクセス」なら羽田
横浜と羽田のスペックを並べると、性格の違いがそのまま出る。 平均匹数・サイズは横浜が上、出船数の単独船としては羽田の かみやが圧倒する。
2 船が拮抗していて、予約が混む日は片方が空いていることも多い。 65 cm 級の良型が混じる頻度では東京湾の他港を引き離している。
羽田空港のすぐ脇という立地で、都内・神奈川北部からのアクセスが最良。 1 船で 95 便を回しているので、出船枠が取りやすいのは横浜より明確な強み。
月別の動き:実は 6 月は意外な「谷」
マゴチは「夏の魚」のイメージが強いが、2025 年の月別データを見ると、6 月は意外に静かだった。 春先(3 〜 5 月)の動きから一旦谷を作り、7 月にもう一度ピークへ向かう 二山型の年だった。
6 月の谷は、横浜の主力(一之瀬丸・濱生丸)が マダコ便に振り替える影響が大きい。 マダコ解禁の 6 月 1 日に合わせて、横浜のマゴチ便がいったん減るパターンは 2024 年も同じだった。 マゴチをまっすぐ狙いたいなら、春先(4 〜 5 月)か、7 月以降に切り替わってからがねらい目だ。
※ 平均最高匹数(8 〜 11 月は 8 〜 10 匹台)はサンプル数が少ない月もあるため、月により上下の幅が大きいことに注意。
2026 年の狙い目
2026 年も大筋は 横浜+羽田の 2 港体制で動くと見て良い。 港選びの判断軸を簡単に整理しておく。
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