陸奥湾・青森港の船釣りカレンダー
冬のメバル 100 匹、
4 月からのマダイ、秋の 84cm
陸奥湾の奥、青森港から出る鯛多ニックは、 2024 年 1 月から 960 件を超える報告を追える、青森でいちばん記録の厚い船だ。 名前のとおり主役はマダイで、4 月から 11 月まで。そして冬は、湾内のメバルやソイ類を狙う根魚ジギングに切り替わる。 一年の流れを、報告から追った。
一年の流れ
| 時期 | 主役 | 報告に出てくる割合など |
|---|---|---|
| 1〜3 月 | メバル・クロソイ・マゾイ、マダラ | メバルは 2 月に 20%。100 匹を超える日も |
| 4〜6 月 | マダイ | 4 月から始まり、5 月は 21% |
| 7〜8 月 | マダイ | 15〜16% で安定 |
| 9〜11 月 | マダイ、イナダ・サバ | マダイは 10 月に 31% で一年の最多。青物も混じる |
| 12 月 | (出船が少ない) | 時化と雪で、出船は月に 0〜2 回ほど |
※ 鯛多ニックの釣果報告(2024 年 1 月〜2026 年 9 月)のうち、その魚が出てくる報告の割合。報告には出船の案内や予定も含まれるため、割合は目安。
1〜3 月:メバルが 100 匹を超える冬
冬の陸奥湾は、根魚の季節だ。鯛多ニックは金属のルアー(ジグ)でメバルやクロソイ、マゾイを狙う根魚ジギングに出る。 メバルは 2 月に報告の 20% に出てきて、100 匹を超える日が毎年ある。2024 年 3 月 3 日は 5 か所ほどを次々に回ってあっという間に 100 匹ほど、 2025 年は 2 月 2 日、2 月 17 日、3 月 18 日に 100 匹超え、2026 年も 3 月 28 日に 100 匹を超えた。ホッケやアブラメ(アイナメ)も混じる。
この時期、同じ陸奥湾の平舘の船はマダラのジギングに出ているが、鯛多ニックは根魚が中心。 2024 年 12 月の案内では、マダラは釣れてしまうけれど数を減らさないよう適度な数で、と呼びかけていた (マダラについては陸奥湾のマダラはいつ釣れる?)。
4〜8 月:マダイの季節が始まる
マダイの便は 4 月から。2025 年は「マダイ釣りは 4 月から」、2026 年は「4 月の 2 週目あたりから」と案内している。 5 月はマダイが報告の 21% に出てきて、夏まで 15% 前後で安定する。 釣り方はテンヤ(エビをエサにしたおもり付きの針)とタイラバが中心で、船を流しながら探る報告が多い。 春のマダイは平舘の船の大型もよく知られていて、陸奥湾のマダイで詳しく書いた。
9〜11 月:数も型も出る秋
鯛多ニックのマダイがいちばん多く出てくるのは 10 月で、報告の 31%。 2024 年 11 月 16 日は、朝に見つけた小魚の群れを昼過ぎにもう一度探し当て、そこから 1 時間半で30 連発になった。 2025 年 9 月 23 日は茂浦でいちばん釣った人が 21 枚、2026 年 10 月 3 日は前沖でいちばん釣った人が持ち帰り 18 枚ほど(リリースを入れると 30 枚ほど)。 大型も秋に出ていて、2025 年 10 月 15 日には 84cm、2024 年 10 月 6 日には 71cm が上がった。
秋はほかの魚もにぎやかだ。10 月はサバが報告の 15%、イナダが 11% に出てきて、サワラも混じる。2024 年 10 月 6 日は 1 日で 11 種類の魚が釣れた。
これからどうなりそうか
10 月半ばの今は、マダイの数と型が両方そろう一年でいちばんの季節。報告では、前沖や浦田沖、茂浦など湾内のポイントを回っている。 11 月までは秋のマダイと青物が続き、12 月からはメバルの根魚ジギングに切り替わる(時化が多く、実際の出船は年明けになりがち)。 陸奥湾は東寄りの風(ヤマセ)が強い日は中止になりやすいので、予報を見ながら日程を組みたい。
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