外房のヒラメ、夏こそ数釣り
8 月最初の週末に 9 船が竿頭 4〜10 枚、
最大 6.2 kg

「ヒラメは寒い時期の魚」というイメージは、千葉・外房北の海では当てはまらない。 銚子・飯岡・片貝のヒラメ船は真夏の今も連日出船していて、 8 月最初の週末(8/1〜8/2)だけで 9 船が竿頭 4〜10 枚を記録。 銚子・犬若沖では 6.2 kg の大判ヒラメも浮上した。

週末 2 日間の釣果を並べる

日付 船宿(港) 竿頭 サイズ
8/2 孝進丸(銚子) 10 枚 最大 6.2 kg
8/1 孝進丸(銚子) 10 枚 最大 4.35 kg
8/1 優光丸(飯岡) 8 枚 最大 3.5 kg
8/1 勇幸丸(片貝) 8 枚 最大 3.2 kg
8/1 新昇丸(銚子) 7 枚 最大 2.5 kg
8/1 洋一丸(片貝) 7 枚
8/2 透容丸(銚子) 6 枚 最大 3.6 kg
8/1 清勝丸(飯岡) 5 枚 最大 4.5 kg
8/2 隆正丸(飯岡) 5 枚 最大 4.7 kg

※ 2026 年 8 月 1〜2 日の各船の釣果報告より。竿頭はその日いちばん釣った人の枚数。

中身も濃い。隆正丸(飯岡)の 8 月 2 日は 「流れが良く全員ゲット、2〜3 kg 台主体」、 孝進丸(銚子)も「アタリ多くサイズも良く」と、 竿頭だけでなく船中の底上げがきいている。当サイトの記録では、外房北のヒラメは 7 月以降だけで 137 件の釣果報告が積み上がっており、6 月から途切れず釣れ続けている。

なぜ夏に釣れるのか ─ 「夏ヒラメ」は全国区の現象

ヒラメは海底で餌の小魚を待ち伏せる魚なので、餌となるイワシ類の群れが接岸していれば季節を問わず口を使う。 外房北は親潮と黒潮がぶつかる好漁場で、夏は水深 10〜30 m の浅場に餌が寄るぶん、 軽い道具で狙えて手返しも良い。「ヒラメは冬」は味の旬のイメージが釣期に重なったもので、数だけならむしろ夏が狙い目だ。

実は同じ現象が同じ時期の西の海でも起きている。 伊勢志摩・安乗ではイワシの泳がせ釣りで船中 43 枚という記録が出たばかり。 餌の小魚が豊富な今年の夏は、東西どちらでも「夏ヒラメ」が成立している。

お盆に狙うなら

お盆(8/13〜16)に外房のヒラメ船に乗るなら
  • 銚子・飯岡・片貝と港の選択肢が多く、連日出船中。都心から日帰り圏
  • いまは 2〜3 kg 台主体で4〜6 kg 級の大判も交じる。タモ入れは慎重に
  • 生き餌の泳がせは「待つ釣り」。アタリが出ても慌てず食い込みを待つのが枚数の差になる
  • 刺身・昆布締め・エンガワと持ち帰りの満足度は魚界トップ級。クーラーは大きめに
  • 週末・お盆は満船になりやすい。予約は早めに

見通しとしては、餌の群れが浅場に居着いている限りこの水準は続く。 秋以降にサイズ狙いの季節が来る前に、「数もサイズも」の夏ヒラメをまず体験しておくのが今年の正解と言えそうだ。

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