東京湾のサワラ、今年は数も型も上
─ 9月の湾奥で最大97cm、深川からも船が出た

深川吉野屋(深川)が9月11日、 キャスティングでサワラを最大9本。 9月10日には97cmも出ている。東京湾のサワラ便は9月14日までに19便と去年9月とほぼ同数だが、 1出船あたりの本数は2本から4本へ、サイズも88cmから97cmへ上がった。 そして去年との最大の違いは、湾奥から船が出るようになったことだ。

去年より数も型も上

時期サワラ便1出船あたり最多最大サイズ
2025年9月 19 便 2 本 6 本 88 cm
2025年10月 22 便 2 本 6 本 84 cm
2025年11月 13 便 2 本 3 本 62 cm
2025年12月 4 便 1 本 1 本
2026年8月 5 便 2 本 3 本 94 cm
2026年9月(14日まで) 19 便 4 本 9 本 97 cm

東京湾の船宿の釣果報告から集計。「1出船あたり」はその日いちばん釣れた人の本数の中央値。

便数だけを見れば去年9月(19便)と同じだが、中身が違う。 去年は1出船あたり2本で頭打ちだったのが、今年は4本。最多も6本から9本に伸びた。 同じ船数でも、当たれば倍持って帰れる状態になっている。

去年は川崎の一手、今年は深川・川崎・羽田の三つ巴

2025年のサワラ便は、つり幸(川崎)が9月17便・10月19便・11月12便と、 ほぼ一手で引っ張っていた。羽田のかみやが数便交ざる程度だ。

今年は違う。深川吉野屋が8月末からサワラ船を立て、9月だけで12便。 つり幸も9月8便、かみやも2便を出していて、湾奥・川崎・羽田の3か所から船が出る形になった。 釣り方もキャスティングとジギングが並び、深川吉野屋は9月6日にジギングでも6本を上げている。

つり幸は本数ではなく重さで報告していて、9月13日に3.6kg、9月8日と12日に2.9kg。 3kg近い個体が続いているのは、今年の型の良さを裏づけている。

本番は10月から

去年の推移を見ると、東京湾のサワラは9月に始まって10月が最多(22便)、 11月に入ると数もサイズも落ちていく。12月には4便まで減り、 そのあと年明けの3月に8便とまた顔を出す。春と秋の年2回という流れだ。

つまり今は開幕から2週間ほどのところで、これから1か月がいちばん船数の出る時期にあたる。 去年11月の最大が62cmまで落ちたことを考えると、メーター級を狙うなら9〜10月という読みになる。

2026年9月の東京湾サワラ、主な釣果
  • 深川吉野屋(深川)— 9月11日にキャスティングで最大9本、9月10日に97cm、9月12日は7本
  • つり幸(川崎)— 9月13日に3.6kg、9月8日・12日に2.9kg
  • かみや(羽田)— 9月13日に6本、9月6日にキャスティングで80cm

三重・四日市でも同じ動きが出ている

サワラのキャスティングが立ち上がっているのは東京湾だけではない。 三重の伊勢湾側でも8月から9月にかけて船が増え、 四日市のすばる丸ひろまる、 津の大翔丸が9月だけで12便。 いずれもキャスティング便で、東京湾と同じ狙い方が広がっている。

ただし三重側は本数の報告が少なく、釣れ具合まではまだ読み取れない。 船数が増えているという事実だけは、東京湾と共通している。

まとめ

  • 東京湾のサワラは9月14日までに19便。便数は去年並みだが、1出船あたりは2本→4本
  • 最大サイズも88cm→97cm、つり幸では3.6kgが上がっている
  • 去年は川崎のほぼ一手。今年は深川・川崎・羽田の3か所から船が出る
  • 去年の最多は10月。本番はこれから1か月

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