能登・金沢のアオリイカはいつからいつまで?
穴水・能登町は 9 月 15 日解禁、
10 月が山、11 月はキロ級
石川の秋の主役はアオリイカだ。 2024 年からの石川の船宿の報告を月ごとに並べると、アオリイカが出てくる割合は 10 月に 61% で一年のいちばん、9 月が 43%、11 月が 35%。 能登半島の穴水と能登町では毎年 9 月 15 日に釣りが始まり、12 月の初めまで続く。 9 月は数、10 月下旬からは 1kg を超える大型の季節になる。
月ごとに見るアオリイカ
| 月 | アオリイカが出てくる割合 |
|---|---|
| 9 月 | 43% |
| 10 月 | 61% |
| 11 月 | 35% |
| 12 月 | 5% |
| 1〜8 月 | ほぼ 0% |
※ 当サイトで収集している石川の船宿の釣果報告(2024 年 1 月〜2026 年 9 月)のうち、アオリイカが出てくる報告の割合。予約の案内など、釣果の書かれていない報告も分母に含む。
アオリイカの報告がいちばん多いのは、穴水のアルベルト・フィッシングサービス。 9 月 15 日から 12 月まで、アオリイカを中心に船を出している。同じ穴水の航心丸、 能登町宇出津の海樹、七尾の幸進丸も秋はアオリイカの便を出す。 能登から離れた金石(金沢)の船は、夏のイカメタル(夜に明かりを灯し、おもり付きのイカ用の疑似餌=スッテで狙う釣り)が終わる 9 月から、夜のアオリイカに切り替える。
9 月 15 日の解禁日
能登半島の内側の海、穴水町と能登町の沿岸では、アオリイカ釣りは 9 月 15 日から。2024 年・2025 年・2026 年ともこの日に始まった。 アルベルト・フィッシングサービスの 2025 年・2026 年の案内によると、この海域では地元の漁協から、9 月 14 日まではアオリイカ釣りを控えるよう呼びかけが出ている。つまり 9 月 15 日は、この呼びかけが明ける日だ。 船宿はそれまでの期間、マダイやクロダイなど別の釣りものの便を出している。
| 年 | アルベルト・フィッシングサービスの解禁日(9 月 15 日) |
|---|---|
| 2024 年 | 午前便は 3 人で持ち帰り分 80 杯前後、リリースも多数。午後便は約 150 杯 |
| 2025 年 | 午前便は 1 人 10〜25 杯と、解禁日にしては渋め。夏の高い水温で海藻がまだ短かった |
| 2026 年 | 午前便はいちばん釣った人で 70 杯以上、船全体で 200 杯近く。午後便は 3 人でちょうど 100 杯 |
※ 船宿の報告に書かれた数。年によって、持ち帰り分の数や、いちばん釣った人の数など書き方が異なる。
解禁日の釣れ方は年によって違う。2026 年はよく当たり、2025 年は渋かった。2025 年の船宿は、夏の高い水温で海藻の育ちが悪く、 アオリイカが身を寄せる場所が少ないのではないかと書いている。サイズは、この時期はまだ小さい。 海樹は 2026 年の解禁日に「まだコロッケサイズ」と書き、2024 年のアルベルト・フィッシングサービスも小さいイカが多く、そのぶんシーズンが長く楽しめそうだと書いた。
なぜ釣れる日と釣れない日があるのか
報告を読むと、何度も出てくるのが「日差し」だ。晴れて日が高くなると当たりが止まり、雲が日差しをさえぎると当たりが戻る、という記述がシーズンを通して続く。 アルベルト・フィッシングサービスは 2024 年 9 月 26 日に、雲が出ると当たりが続き、日差しが戻ると当たりが消えたと書き、 2026 年 10 月 11 日には、アオリイカはその場にいるのに明るいとエギに興味を示さないと書いている。航心丸も 2026 年 9 月に、日が出るとぱたりと釣れなくなると書いた。 曇りや小雨の日、朝夕の薄暗い時間のほうが数は伸びやすい。
能登の釣り方は、船を風や潮で流しながら、重めのエギ(イカ用の疑似餌)を底近くで止めて、竿先に出る小さな当たりで掛ける「ティップラン」が中心。 船が流れないほど風が弱い日や、大雨のあとで海の表面が真水っぽくなった日は当たりが減る。
10 月下旬からはキロ級
| 日付 | アルベルト・フィッシングサービスの大型 |
|---|---|
| 2024/10/28 | この海域では良型になる 1kg 超え |
| 2024/11/25 | 17 杯のうち 1 杯が 1.3kg |
| 2025/10/30 | そのシーズン初めての 1kg 超え |
| 2025/11/22 | この日も 1kg 超え |
9 月に小さかったアオリイカは、秋が深まると育つ。2024 年も 2025 年も、1kg を超えるアオリイカが出始めたのは 10 月の終わりだった。 11 月は数こそ減るものの、たまに来る大型を狙う釣りになる。終わりは水温しだいで、アルベルト・フィッシングサービスは例年 12 月の初めごろまでアオリイカを狙えると案内している。 2024 年 12 月 1 日は、急に水温が下がって 6 時間で 9 杯だった。2025 年は 11 月下旬に水温が下がり始めてから、曇りの日でも当たりが出ない日が続いた。
金沢は夜のアオリイカ
金石の海龍丸とRISEは、9 月から夜のティップランの便を出す。 海龍丸は 2025 年 9 月 22 日に試しに出て 3 時間で 160 杯、9 月 26 日のナイトアオリの便では船全体で 270 杯を超え、600g 級も多かった。 2026 年は 9 月 11 日にスタッフで出て、300g 前後が中心で 990g が 1 杯混じったと書いている。 RISE は夕方 6 時に出て夜 10 時に竿を納める便を、例年 10 月末ごろまで出していて、2025 年 9 月 23 日はいちばん釣った人で 65 杯、少ない人でも 30 杯近かった。 同じ便で、夏の主役だったケンサキイカやコウイカが混じる日もある。
これからどうなりそうか
10 月半ばの今は、数の山を過ぎて型が良くなっていく時期。2026 年の能登は晴れの日に当たりが遠く、曇りの日に数が伸びる、例年どおりの傾向が出ている。 過去 2 年の流れなら、10 月の終わりから 1kg 級が混じり始め、11 月は大型狙い、12 月初めごろに終わる(水温しだいで 12 月中旬近くまで出る年もある)。 金沢の夜の便は 10 月末ごろまで。日本海は秋から北寄りの風で時化る日が増えるので、出船の判断はこまめに確かめておきたい。
よくある質問
- 能登のアオリイカ釣りは、いつからいつまでですか?
- 能登半島の内浦側、穴水町と能登町の沿岸では毎年9月15日に始まり、例年12月初めごろまで続きます。2024〜2026年の石川の船宿の釣果報告でアオリイカが出てくる割合は、9月43%、10月61%、11月35%、12月5%で、1〜8月はほぼ0です。
- どのくらい釣れますか?
- 9月の解禁直後は数が出やすく、穴水のアルベルト・フィッシングサービスでは2026年9月15日の午前便でいちばん釣った人が70杯以上、船全体で200杯近くでした。ただし年による差があり、2025年の解禁日は午前便で1人10〜25杯と渋めでした。金沢の海龍丸の夜の便では、2025年9月26日に船全体で270杯を超えています。
- 大きいアオリイカが釣れるのはいつですか?
- 10月下旬から11月です。9月は小さいイカが多く、宇出津の海樹は2026年の解禁日に「まだコロッケサイズ」と書いています。アルベルト・フィッシングサービスでは、2025年は10月30日にそのシーズン初めての1kg超えが出て、2024年11月25日には17杯のうち1杯が1.3kgでした。
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