福井の 11 月は何が釣れる?
若狭は夜のアオリイカとタイラバのマダイ、
沖のタルイカ、越前は 10kg 超えのブリ
福井の 11 月は、若狭湾のアオリイカとマダイが二本柱だ。 2024・2025 年の 11 月は、釣果の書かれた報告の 25〜39% にアオリイカ、約 2 割にマダイが出てくる。 夜は沖で 10kg を超えるタルイカ(ソデイカ)を狙う便が出て、越前のジギングでは月の後半に 10kg 超えのブリが上がる。
11 月の報告に出てくる魚
| 魚 | 2024 年 | 2025 年 |
|---|---|---|
| アオリイカ | 25% | 39% |
| マダイ | 19% | 19% |
| スルメイカ | 14% | 3% |
| アジ | 12% | 6% |
| メダイ | 8% | 9% |
| ブリ | 3% | 8% |
| アマダイ | 5% | 6% |
| ヒラマサ | 7% | 3% |
※ 当サイトで収集している福井の船宿の、2024 年・2025 年 11 月の釣果の書かれた報告(2024 年 98 件、2025 年 119 件)のうち、その魚が出てくる割合。何日分かをまとめて後日載せた報告は、本文に書かれた釣りの日で数えています。1 つの報告に複数の魚が出てくるので、合計は 100% になりません。スルメイカは、報告の釣果にスルメイカ(スルメ)と書かれたものだけを数え、地元でマイカと呼ぶケンサキイカは含めていません。タルイカの便はこの表の集計に入っていないため、本文で紹介します。
福井の海は、南の若狭(敦賀・色浜・若狭大島・小浜・西津など)と、北の越前(三国・鷹巣・越前など)に分かれる。 11 月の報告は若狭の船が多く、アオリイカ・マダイ・タルイカ・アマダイは若狭、ブリのジギングは越前の船が中心になる。
アオリイカ ─ 夕方から夜のティップランが続く
若狭のアオリイカは、11 月も夕方から夜にかけての便が中心。船を流しながらおもり付きのエギ(イカ用の疑似餌)を底近くで止めて待つ「ティップラン」で狙う。 若狭大島の海生丸は、2024 年 11 月 1 日の深夜便でトップ 14 杯、9 日の夕方と深夜の便でトップ 9 杯。 2025 年は 11 月 19 日の深夜便でトップ 22 杯、25 日の夕方便ではトップ 26 杯、次の人が 17 杯と、下旬になっても数が出る夜があった。 小浜の福丸は 2025 年 11 月 8 日に 1kg 前後が上がったと書き、23 日はトップ 12 杯だった。
12 月に入ると数は落ちる。海生丸は 2025 年 12 月 2 日がトップ 5 杯、6 日はトップ 3 杯だった。 若狭のアオリイカのシーズン全体は福井・若狭湾のアオリイカのコラムにまとめている。
マダイ ─ 敦賀のタイラバで 80cm 台
マダイは、おもりにゴムやネクタイの付いた疑似餌「タイラバ」で狙う。 敦賀の一美丸は、2024 年 11 月 15 日に 77cm、2025 年は 11 月 9 日に 81cm、 24 日には最大 85cm、84cm と 79cm を含めて船全体で 33 枚と、大型がよく混じる。 朝のうちに当たりが集中し、潮が動かないと食いが浅いという記述が何度も出てくる。
タルイカ ─ 夜の沖で 10kg を超えるイカ
タルイカ(ソデイカ)は、10kg を超えることもある大きなイカで、11 月の若狭では夜の沖で狙う便が出る。 海生丸は 2024 年 11 月の案内で、タルイカは年内いっぱいがシーズンだとしている。 一美丸では 2024 年 11 月 1 日にそのシーズン最多の 7 杯、16 日に 11kg 超え、25 日に 12kg 超え、2025 年は 11 月 12 日に 13kg を超えるタルイカが上がった。
ただし当たりは少なく、1 晩に数回のチャンスをものにする釣りだ。タルイカは、一晩待っても当たりが出ない夜も珍しくない。 狙うなら、当たり外れの大きい釣りだと割り切って出かけたい。
スルメイカとアジ、アマダイ、メダイ
2024 年の 11 月上旬は、夜のスルメイカの便も出ていた。福丸は 11 月 1 日のスルメイカ便で、胴突き仕掛けでトップ 33 杯、イカメタル(おもり付きの疑似餌で狙う釣り)でトップ 25 杯。 敦賀の泰丸も 11 月 11 日までスルメイカの便を出している。2025 年の 11 月はスルメイカの報告がほとんどなく、年による差が大きい。
福丸は昼の便でアマダイも狙い、2024 年 11 月 15 日は 1 人 1〜5 匹で 40cm 超えの良型も混じり、2025 年 11 月 24 日は 40〜45cm を含めてトップ 10 匹。 昼過ぎから夜までの半夜便ではアジも釣れ、2024 年 11 月 8 日は 25〜35cm のマアジをトップ 16 匹だった。 西津の直幸丸は、11 月は沖の浦島礁へメダイを狙う便を何度も出している。
越前のブリ ─ 下旬に 10kg 超え
越前の船は、11 月はジギング(金属のおもり型の疑似餌をしゃくって誘う釣り)で青物を狙う。 鷹巣の鷹王丸は 2025 年 11 月 22 日に、ブリとメジロが中心で 10kg 超えが多数と書き、 越前の HOZAN も 23 日のジギングで、掛かれば 10kg を超える大型ばかりだったと報告している。 2025 年は、ブリが出てくる報告の割合が上旬 2%、下旬 15% と、月の後半にブリが増える形だった。 ただ青物の反応はあっても食わない日もあり、日による差が大きい。
11 月の海と天気
11 月の日本海は、時化で出られない日が増える。2024 年は 11 月下旬の釣果の書かれた報告が 11 件しかなく、一美丸も 11 月 25 日に 1 週間ぶりの出船だった。 鷹王丸は 2025 年 11 月 14 日に、時化などが重なってしばらく出られなかったと書いている。夜の便は凪の日に限られるので、予報を見ながらこまめに予約を確かめたい。
今年の 11 月はどうなりそうか
2026 年 10 月(17 日まで)の福井は、アオリイカが手強い。夜のティップランでも、いちばん釣った人で 1 桁にとどまる日が目立つ。 それでも色浜の敦賀 豊漁丸は 10 月 1 日と 8 日に竿頭 15 杯。福丸は 9 月 30 日の報告で、サイズは日ごとに上がっていると書いている。 夏から続いたマイカ(ケンサキイカの地元での呼び名)は終わりに近く、豊漁丸は 10 月 4 日に終盤のマイカ、5 日はマイカがごくわずかと書いた。 越前のタテ釣り(サビキに掛けたイワシをエサにする釣り)は好調で、三国の海運丸は 10 月 4 日にヒラメ 68cm を頭に 17 枚、92cm を頭にブリの仲間 26 本と報告している。
過去 2 年と同じ流れなら、11 月の若狭はアオリイカとタイラバのマダイ、夜はタルイカ、越前は後半にブリのジギングという並びになりそうだ。 アオリイカは 11 月下旬まで数の出る夜があり、12 月に入ると落ちていく。冬の若狭の主役は、年末から始まるヤリイカに移る。その流れは若狭湾のヤリイカのコラムで書いている。
よくある質問
- 福井で11月に釣れる魚は何ですか?
- いちばん多いのはアオリイカで、2024・2025年11月の福井の船宿の釣果の書かれた報告のうち、アオリイカが出てくる割合は25%と39%でした。続いてマダイが19%と19%。ほかにメダイ、アジ、アマダイ、越前のジギングのブリ・メジロ、夜のタルイカの便があります。
- 若狭のアオリイカは11月も釣れますか?
- 釣れます。若狭大島の海生丸は夕方から夜のティップランの便を出していて、2025年11月25日はトップ26杯、次の人が17杯でした。小浜の福丸も11月23日にトップ12杯です。12月に入ると数は落ち、海生丸の2025年12月6日はトップ3杯でした。
- 福井のタルイカは11月に釣れますか?
- 11月は敦賀や若狭大島の船が夜のタルイカ便を出します。海生丸は2024年11月の案内で、タルイカは年内いっぱいがシーズンとしています。敦賀の一美丸では2024年11月16日に11kg超え、25日に12kg超え、2025年11月12日には13kg超えが上がりました。ただ当たりの少ない夜も多く、2025年は顔を見られない日が続きました。
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