シェア

山形・庄内のブリはいつ釣れる?
11 月は報告の 6 割近くに青物、
10kg 超えは 11〜12 月

山形の日本海側、庄内の酒田から出る船は、晩秋になると一斉にブリジギング(金属のルアーを上下に動かして青物を狙う釣り)に切り替わる。 2024 年からの釣果報告を月ごとに並べると、ブリ・ワラサ・イナダが出てくる報告は 11 月に 57%、12 月に 24%。ほかの月は 1 割に届かない。 11 月上旬に始まり、翌年 1 月中旬で幕を閉じる短い季節を、数字と記録で追う。

月ごとに見る庄内の青物

月青物が出てくる割合報告
9 月 4% 5
10 月 9% 7
11 月 57% 38
12 月 24% 11
1 月 9% 7
2〜3 月 0% 0
4〜5 月 8% 20

※ 当サイトで収集している山形の船宿の釣果報告のうち、ブリ・ワラサ・イナダのいずれかが出てくる報告の割合と件数(2024 年 1 月〜2026 年 9 月の合計)。6〜8 月は 0〜5%。

11 月の 57% という数字は、ほかのどの月とも桁が違う。2024 年 11 月は 41 件の報告のうち 22 件、2025 年 11 月は 26 件のうち 16 件に青物が出てくる。 この時期、酒田のあすかやアラジンは、 多くの便をブリジギングにあてている。12 月も 24% と続くが、冬の北西風で出られない日が増えるぶん、報告そのものが減っていく。

11 月上旬に「開幕」、1 月中旬に「最終戦」

アラジンはブリジギングの便に「第○戦」と番号を付けて報告している。2025 年は 11 月 5 日が第 2 戦で、 翌 6 日に 13kg 超えが 2 本上がり、船長は同じ酒田の海峰の船長と「開幕宣言」を出した。 12 月 2 日には第 11 戦を数えた。11 月上旬から 1 か月足らずで 11 回出たことになる。 2024〜25 年シーズンの終わりは、南のエリアへ遠征した 2025 年 1 月 19 日の便で、これが「最終戦」だった。

あすかも、1 月上旬までは青物ジギングを続けると案内している。2026 年 1 月 17 日には、時化の合間にワラサとヒラマサが入れ食いになった。 ただ 1 月は海が荒れて出られない日が多く、実際に狙いやすいのは 11 月から 12 月半ばと考えたほうがいい。

10kg 超えは毎シーズン出ている

日付船宿記録
2024/12/2 あすか 12 kg を頭に 9・8・7・6 kg(明石礁)
2025/11/5 あすか 13 kg を頭に 7〜9 kg
2025/11/6 アラジン 13 kg 超えが 2 本
2025/12/2 アラジン 10 kg 超えが 5 本

※ 船宿の報告に書かれた重さ。

庄内のブリジギングの魅力は、数より一本の大きさだ。2025 年 12 月 2 日のアラジンは、10kg を超えるブリが 5 本、 6〜9kg は数えていないほど釣れたという「祭り」の日になった。 2024 年 12 月 2 日のあすかは、明石礁というポイントで 12kg を頭に 9kg・8kg・7kg・6kg を並べ、5kg 級は「多数」とした。 その前のシーズン(2023 年)のあすかの最大は 15kg だった。

一方で、大型ほど糸を切られる。2025 年 11 月 5 日のあすかは、13kg を頭に釣れた一方で、ラインブレイク(糸が切れること)が 3 回あったと書いている。 道具は、太めの PE ラインとリーダーで臨むのが前提になる。

春の飛島のワラサ

11〜12 月ほどの数ではないが、4〜5 月にも青物の報告がある(2 か月で 20 件、割合は 8%)。 沖の飛島や酒田沖でワラサを狙う便で、2025 年 5 月 29 日のあすかは 7kg ほどのワラサを上げた。 春は同じ船がマダイやメバル、アカムツの便も出す季節なので、青物は「狙えたら狙う」くらいの位置づけだ。

2026 年のこれから

10 月の庄内は、アオリイカのティップランとマダイが中心で、10 月 15 日までの報告に青物は 2 件しかない。 アラジンは 10 月 14 日に、今年のブリジギングは10 月の後半から始めたいと案内していて、予約の枠は 10 月 31 日から並んでいる。 例年どおりなら、本格的な群れが入るのは 11 月上旬。10kg 超えを狙うなら 11 月中旬から 12 月上旬、 出船できる日が限られる冬に入る前の凪の日が勝負になる。 予約は早めに埋まるので、日程は船宿の予約状況で確かめておきたい。

よくある質問

山形(庄内・酒田)のブリは、いつからいつまで船で釣れますか?
酒田の船のブリジギングは、11月上旬に始まり、翌年1月中旬まで続きます。2024〜2026年の釣果報告では、ブリ・ワラサ・イナダが出てくる報告の割合は11月が57%、12月が24%で、ほかの月は1割未満でした。2024〜25年シーズンは、アラジンの2025年1月19日の便が「最終戦」でした。
どのくらいの大きさが釣れますか?
10kgを超えるブリが毎シーズン出ています。2025年は11月5日にあすかで13kgを頭に7〜9kg、11月6日にアラジンで13kg超えが2本、12月2日には10kg超えが5本上がりました。2024年は12月2日に、あすかが明石礁で12kgを頭に9kg・8kg・7kg・6kgを並べています。
春や夏にも青物は釣れますか?
数は少ないものの、4〜5月に飛島や酒田沖でワラサの報告があります。2025年5月29日には、あすかで7kgほどのワラサが上がりました。ただしブリを狙うなら、報告がまとまって出る11〜12月が本番です。

ブリジギングの道具を Amazon で探す

※ アフィリエイトリンクを含みます。詳細はプライバシーポリシー。

この記事をシェア