2026 年キハダ、
遅れてきた本番
小型混在から一気に
20kg 級へ切り替わった 7 月中旬
開幕コラムで追った 2026 年の相模湾キハダは、 7 月 10 日まで 2〜3 kg 級の小型が混じっていた。ところが 7 月 11 日を境にその小型がぱたりと姿を消し、 以降は相模湾・三浦半島・内房と広がりながら 軒並み 20 kg 級主体に切り替わっている。 過去 2 年のデータと比べると、実はこの「型が出そろうタイミング」が例年より 2 週間ほど遅い。
7 月 10 日まで ─ 大型と小型が混在した前半
6 月 30 日以降の実釣果を日付順に並べると、開幕直後は大型と小型が入り混じっていたことが分かる。 伊豆半島の恵丸・もき丸(ともに手石)は 6 月末の時点で早くも 15〜20 kg 級を上げていた一方、 相模湾の庄治郎丸(平塚)・藤八丸(早川)は 2〜3 kg 台の小型にとどまっていた。
| 日付 | 船宿(港・エリア) | 本数 | サイズ |
|---|---|---|---|
| 6/30 | もき丸(手石・伊豆半島) | 1 本 | 15 kg |
| 7/1 | くらはし丸(手石・伊豆半島) | 1 本 | 6〜15 kg |
| 7/1 | 庄治郎丸(平塚・相模湾湘南) | 1 本 | 2.6 kg |
| 7/3 | 重五郎屋(中木・伊豆半島) | 1 本 | 3.2 kg |
| 7/3 | 恵丸(手石・伊豆半島) | 1 本 | 20 kg |
| 7/3 | もき丸(手石・伊豆半島) | 2 本 | 18 kg |
| 7/7 | 秀吉丸(葉山・相模湾東) | 1 本 | 22.7 kg |
| 7/9 | 哲夫丸(長井・三浦半島南) | 1 本 | 20 kg |
| 7/10 | 藤八丸(早川・相模湾西) | 1 本 | 3〜3.5 kg |
※ 表は当サイトに実際にキハダの釣果記録があった日のみ(0 本の日は除く)。6 月 21〜29 日はキハダの実釣果記録なし。
7 月 11 日を境に、小型が消えた
変化は 7 月 11 日にはっきり出た。この日を最後に 10 kg 未満の記録が途絶え、 以降はどのエリアも 20 kg 台中心に切り替わっている。三浦半島南の哲夫丸(長井)が 7/9 から先行し、 相模湾東の秀吉丸、相模湾湘南の庄三郎丸と続き、 7 月 22 日には内房の萬栄丸(勝山)にも合流。エリアの広がり方としては 三浦半島南 → 相模湾東・湘南 → 内房という順になっている。
| 日付 | 船宿(港・エリア) | 本数 | サイズ |
|---|---|---|---|
| 7/11 | 秀吉丸(葉山・相模湾東) | 1 本 | 10 kg |
| 7/11 | 哲夫丸(長井・三浦半島南) | 1 本 | 20 kg |
| 7/16 | 庄三郎丸(平塚・相模湾湘南) | 1 本 | 29 kg |
| 7/17 | 哲夫丸(長井・三浦半島南) | 1 本 | 21〜28 kg |
| 7/19 | 秀吉丸(葉山・相模湾東) | 1 本 | 23.1 kg |
| 7/21 | 哲夫丸(長井・三浦半島南) | 1 本 | 22 kg |
| 7/22 | 萬栄丸(勝山・内房) | 1 本 | 11〜24 kg |
哲夫丸は 7/9・7/11・7/17・7/21 と 4 回続けて 20 kg 級を記録しており、 このタイミングでは三浦半島南のキハダがもっとも安定していたエリアと言える。
例年は開幕日から大型主体。今年は型が出そろうのが 2 週間遅い
過去 2 年と比べると、この「小型混在からの切り替わり」自体が 2026 年ならではの現象だと分かる。 2024 年は開幕日の 6 月 21 日から内房・萬栄丸が 17〜39 kg、相模湾東・長三朗丸が 16 kg と、初日から大型主体。 シーズンを通じて 10 kg 未満の記録はほぼ無かった(最大 44.6 kg、6/27 萬栄丸)。 2025 年も同じく 6 月 21 日の初日から秀吉丸 15〜34 kg・長三朗丸 20 kg と大型で始まっている(最大 40 kg)。
| 年 | 開幕日(6/21)の釣果 | 期間中の傾向 |
|---|---|---|
| 2024 年 | 萬栄丸 17〜39 kg、長三朗丸 16 kg | 初日から大型主体。10 kg 未満はほぼ無し |
| 2025 年 | 秀吉丸 15〜34 kg、長三朗丸 20 kg | 初日から大型主体。7/17 以降に長三朗丸で 3〜9 kg が混ざる逆パターン |
| 2026 年 | 実釣果記録なし(6/21〜29) | 7/10 まで小型混在、7/11 以降に大型主体へ切り替わり |
※ 期間は各年 6 月 21 日〜7 月 23 日で統一。
つまり過去 2 年は「開幕=即大型」がむしろ普通で、2026 年のように序盤に小型が混じるのは珍しい部類に入る。 型が 20 kg 級で安定するまでに、例年より 2 週間ほど遅れたという見方が実データに近い。
カツオはまだ小型が続く
同時期のカツオは 1.5〜4.7 kg 台での推移が続いており、7 月下旬時点でキハダのような大型化の兆候はまだ出ていない (例外は 7/19 に秀吉丸が記録した 10 kg の 1 本のみ)。 カツオの数釣り本番は例年 8 月後半〜9 月なので、こちらはこれからが本番になる。
2026 年シーズンの見方
- 7 月 10 日までは小型(2〜3 kg 級)が混じっていたが、7 月 11 日以降は 20 kg 級主体に切り替わった
- 過去 2 年(2024・2025 年)は開幕日から大型主体だったので、今年は型が出そろうのが 2 週間ほど遅い
- 合流の順番は三浦半島南(哲夫丸)→ 相模湾東・湘南 → 内房(萬栄丸)
- 直近もっとも安定しているのは三浦半島南・哲夫丸(4 回連続 20 kg 級)
- カツオはまだ小型主体。数釣り本番は例年通り 8 月後半〜9 月と見てよさそう
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