知多半島「青物のバトンタッチ」
タチウオ竿頭108匹から
一週間でワラサ19本、
年明けはブリ12本へ主役交代

師崎すずえい丸タチウオで竿頭108匹を記録したのと同じ週、 篠島ウイングでは ワラサが竿頭19本まで伸びていた。 知多半島の秋冬は、タチウオからワラサ、そしてブリへと 主役が入れ替わる「青物のバトンタッチ」の季節だ。2023〜2025年の3シーズン分のデータで、その時期を月別に確かめる。

9〜11月はタチウオ ─ 竿頭108匹まで駆け上がる

師崎のすずえい丸は天びん・テンヤでタチウオ専門乗合を出す船で、2025年は9月末から数字が動き出す。 10月に入ると竿頭は60〜70匹台が定着し、10月30日に105匹、11月5日に99匹と大台に乗せたあと、 11月8日に竿頭108匹でシーズンのピークを迎えた。ところがその1週間後の11月16日には 竿頭わずか1匹まで急減し、以降まとまった数字は出ていない。知多半島のタチウオは、盛り上がりも 終わり方も駆け足だ。

日付 竿頭
2025/10/268匹
2025/10/670匹
2025/10/30105匹
2025/11/599匹
2025/11/690匹
2025/11/8108匹(シーズン最高)
2025/11/161匹(実質終了)

すずえい丸(師崎)の2025年9〜11月の釣果報告より。

同じ週にワラサが並走 ─ 12月には完全に主役交代

タチウオがピークを迎えた2025年11月上旬、篠島のウイングではジギングのワラサがすでに動き出していた。 タチウオが竿頭99匹だった11月5日、ウイングのワラサは竿頭19本とシーズンの山を作り、 11月8日にも16本と続いた。12月にはタチウオの数字がほぼ消える一方でワラサは衰えず、 12月11日・13日にそれぞれ17本という高水準を記録している。

日付 ワラサ竿頭
2025/10/181本(初認)
2025/10/193本
2025/11/519本(タチウオと同じ週のピーク)
2025/11/816本
2025/11/1215本
2025/12/1117本
2025/12/1317本

ウイング(篠島)の2025年10〜12月の釣果報告より。

年明けはブリへ ─ 1月27日に竿頭12本

年をまたぐとワラサの数字が落ち着き、代わってサイズアップしたブリの竿頭が積み上がっていく。 2025年12月23日に竿頭10本を記録したのを皮切りに、2026年1月に入って本数を伸ばし、 1月27日には竿頭12本に到達した。知多半島の冬は、ワラサからブリへもう一段階、 主役が入れ替わる季節でもある。

日付 ブリ竿頭
2025/12/2310本
2026/1/135本
2026/1/154本
2026/1/2712本
2026/1/287本

3シーズン連続で同じタイミングのバトンタッチ

この入れ替わりは2025年だけの現象ではない。2023年・2024年もほぼ同じタイミングで タチウオからワラサ・ブリへと主役が移っている。2023年はタチウオが10月8日に竿頭 197匹という記録的な数字を残したあと、やはり11月中旬を境に数字が消え、 入れ替わりにワラサが11月15日に竿頭31本まで伸びた。2024年はタチウオが9月12日の103匹を 頂点に早めに落ち着き、ワラサは12月26日に竿頭18本、ブリは11月24日に竿頭15本と、 年によって山の高さは違えど「タチウオは11月中旬までに終わる」という基本パターンは3年とも共通している。

シーズン タチウオの竿頭記録 ワラサの竿頭記録 ブリの竿頭記録
2023年197匹(10/8)31本(11/15)5本(11/22)
2024年103匹(9/12)18本(12/26)15本(11/24)
2025年108匹(11/8)19本(11/5)12本(1/27)

※ タチウオはすずえい丸(師崎)、ワラサ・ブリは ウイング(篠島)の2023年9月〜2026年2月の釣果報告より。

まとめ

知多半島「青物バトンタッチ」チェックポイント
  • タチウオは9月末から動き出し、11月8日に竿頭108匹でピーク、11月中旬までに実質終了
  • ワラサはタチウオと同じ11月上旬から並走し、11月5日に竿頭19本、12月も17本台をキープ
  • ブリは年明けに本数を伸ばし、1月27日に竿頭12本
  • この「タチウオ→ワラサ→ブリ」の順番と時期は2023〜2025年の3シーズン連続で共通

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