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愛知・三重の冬のヒラメはいつからいつまで?
11 月に泳がせが始まり 12〜2 月が山、
春は 3〜4 月まで

伊勢湾の入り口をはさんだ知多半島と鳥羽・石鏡の船は、冬になると生きたイワシでヒラメを狙う。 2024 年からの愛知・三重の報告を月ごとに数えると、ヒラメが出てくる割合は 12 月と 1 月に 24% で一年のいちばん。 11 月に始まり、12〜2 月が山、3 月に入ると終盤になる。

月ごとに見るヒラメ

月報告割合船の数
10 月 60 2% 22
11 月 217 14% 19
12 月 350 24% 21
1 月 265 24% 21
2 月 209 22% 16
3 月 66 7% 15
4 月 84 5% 19
5〜9 月 421 3% 39

※ 当サイトで収集している愛知・三重の船宿の釣果報告(2024 年 4 月〜2026 年 10 月 21 日)のうち、ヒラメが出てくる報告の件数と、その月の報告全体に占める割合、ヒラメを報告した船の数。 割合の分母には予約の案内など釣果の書かれていない報告も含む。1〜3 月は 2025 年と 2026 年、それ以外の月は 2 年か 3 年分を合わせている。

ヒラメは夏でも泳がせ釣りの外道や狙いものとして出てくるが、5〜9 月は報告の 3% ほど。 10 月もまだ 2% で、11 月に 14%、12 月に 24% と一気に増える。2 月までは 2 割台が続き、3 月に 7% まで下がる。 冬の便を出すのは、三重では石鏡・鳥羽・国崎の船、 愛知では知多半島の先の師崎と山海の船が中心。 冬のヒラメの報告がいちばん多いのは石鏡の幸徳丸で、師崎の武丸と竹下釣船が続く。

始まりは 11 月、山は 12 月から 2 月上旬

月上旬中旬下旬
11 月 9% 12% 20%
12 月 22% 26% 24%
1 月 23% 23% 25%
2 月 27% 21% 18%
3 月 6% 7% 7%

※ 上の表と同じ集計を、1〜10 日・11〜20 日・21 日以降に分けたもの。ヒラメが出てくる報告の割合。

始まりは三重のほうが早い。石鏡の幸徳丸は毎年 11 月の初めにヒラメの便を始めていて、2024 年は 11 月 2 日、2025 年は 11 月 1 日が今季初出船だった。 鳥羽の長栄丸は 2025 年 10 月の終わりに活きイワシが入ったと知らせ、29 日に泳がせ釣りを始めている。 師崎は 11 月の中旬からで、2024 年は武丸が 11 月 11 日に初日を迎え、竹下釣船が 13 日に「ヒラメシーズン到来」と書いた。2025 年は松下釣船が 11 日、竹下釣船が 14 日に始めた。 山海の英造丸は秋から泳がせ釣りを続けていて、2025 年は 10 月 19 日にいちばん釣った人で 6 枚、24 日に 10 枚だった。

11 月下旬に割合が 20% に上がり、12 月から 2 月上旬までは 22〜27% で横ばい。ここが冬のヒラメの山になる。 2 月の中旬から少しずつ下がり、3 月は 6〜7%。 終わりは船によって違う。師崎の武丸はヒラメの便の最終日を 2025 年は 3 月 20 日、2026 年は 4 月 3 日としていた。 同じ師崎でも竹下釣船は 2025 年 4 月 15 日にヒラメの乗合を出し、73cm が釣れている。 石鏡の幸徳丸はもう少し長く、2025 年は 4 月 28 日に「今季のヒラメ釣りは終了」と書き、2026 年は 5 月 3 日にも 38〜61cm を 3 枚釣っている。

釣り方と、1 便でどのくらい釣れるか

冬のヒラメは、生きたイワシを針に付けて底近くで泳がせる「泳がせ釣り」で狙う。 幸徳丸の案内では、仕掛けは 1 本針に孫針を付けた胴突き、ハリス 8〜10 号、オモリ 60〜80 号で、活きイワシは船で用意している。 11 月は午前便と午後便に分けて出ることが多く、1 日便の釣果が出始めるのは 2024 年が 12 月 1 日、2025 年が 11 月 27 日だった。 同じエサにブリ・ワラサが食ってくる日も多く、竹下釣船は青物にハリスを何度も切られた日に、太めのハリスも用意したほうがいいと書いていた。 食い込みが浅いうちに合わせると外れやすい、という注意も竹下釣船の報告に何度か出てくる。

月2024〜25 年2025〜26 年
11 月 2 枚(8 便) 4 枚(27 便)
12 月 5 枚(26 便) 4 枚(26 便)
1 月 4 枚(26 便) 4 枚(26 便)
2 月 3 枚(16 便) 3 枚(18 便)
3 月 3 枚(6 便) 報告が少ない

※ 幸徳丸の報告には「0〜7 枚」のように 1 人あたりの枚数の幅が書かれている。その大きいほう(いちばん釣った人の枚数)を便ごとに取り出し、月ごとの真ん中の値を出した。かっこ内は枚数の幅が書かれていた便の数。

いちばん釣った人で 3〜5 枚が、冬の幸徳丸のふつうの日。12 月と 1 月は 4〜5 枚、2 月は 3 枚と、山を過ぎると少しずつ数が落ちる。 よく釣れた日は、2024 年 12 月 10 日が 1 人 3〜8 枚で船全体 47 枚、2025 年 11 月 23 日の午後便が 1 人 2〜10 枚で船全体 55 枚(ほとんどの人が 5〜6 枚)、 2025 年 12 月 29 日が 1 人 1〜6 枚で船全体 56 枚だった。サイズは 40〜60cm 台が中心。

80cm を超える大型の報告は 12 月から 3 月に多い

日付船大型
2024/12/29 幸徳丸(石鏡) 88cm。この日は 1 人 0〜7 枚、船全体で 31 枚
2025/1/11 英造丸(山海) 85cm・5.3kg
2025/2/17 竹下釣船(師崎) 86cm。77cm、71cm も
2026/1/19 幸徳丸(石鏡) 88cm、87cm、81cm の 3 枚
2026/1/27 竹下釣船(師崎) 90cm・8.3kg、87cm、82cm の 3 枚
2026/3/22 竹下釣船(師崎) 89cm

※ 船宿の報告に書かれたサイズ。2024 年 4 月〜2026 年 10 月 21 日の報告から、80cm を超えたものの一部。

80cm を超えるヒラメは、山海の英造丸で 2025 年 10 月 13 日に 87cm が出るなど、夏や秋にもたまに上がる。ただ、報告がまとまって出るのは 12 月から 3 月だ。 表のほかにも、竹下釣船で 2026 年 1 月 15 日に 86cm、松下釣船で 2026 年 1 月 19 日に船長が 90cm を釣っている。3 月に入って数が減っても、竹下釣船の 89cm(2026 年 3 月 22 日)のような大型は出る。

冬に大型が増える理由として、師崎の船がくり返し書いているのはエサになるイワシの群れ(ベイト)だ。 竹下釣船は 2026 年 1 月 10 日に「伊良湖沖にベイトが来た」と書き、ベイトがいれば魚の活性が高いと添えている。 ただ、ベイトが濃くてもヒラメの食いが立たず厳しかった日もあり、ベイトがいれば必ず釣れるわけではない。

冬のヒラメに行くなら
  • 三重の石鏡・鳥羽は 11 月初めから、師崎は 11 月中旬から
  • 数と型がそろいやすいのは 12 月から 2 月上旬
  • 終わりは師崎が 3 月下旬〜4 月中旬、石鏡が 4 月末ごろ
  • 小さいヒラメは放す決まりの船が多い。竹下釣船は 38cm 以下、英造丸は 40cm 以下を放してもらっている
  • ブリ・ワラサが同じエサに食ってくるので、ハリスは太めも用意しておく

今年(2026 年)の様子と、この先

2025〜26 年の冬は大型の報告が多かった。両方の冬に報告がある竹下釣船と幸徳丸で比べても、80cm 超えの報告は前の冬より多い。竹下釣船で 1 月 27 日に 80cm 超えが 3 枚、29 日にも 90cm、 幸徳丸で 1 月 19 日に 81〜88cm が 3 枚と、1 月の後半に大型の報告が続いた。 幸徳丸で 1 便ごとに見ると、11 月はいちばん釣った人の枚数の真ん中が 4 枚で、前の年の 2 枚より立ち上がりが早かった(2024 年 11 月は枚数の幅が書かれた便が 8 便しかないので、目安として)。

この秋は、志摩の安乗の幸盛丸がひと足早く、イワシの泳がせでヒラメの便を出している。 10 月 10 日はいちばん釣った人で 5 枚・船全体で 25 枚、11 日は 7 枚・15 枚、12 日は 5 枚・18 枚、17 日は 5 枚が 2 人で船全体 14 枚と、10 月としては数が出ている。 師崎でも松下釣船の 10 月 21 日の泳がせの便で 60cm のヒラメが交じった。

石鏡の幸徳丸は、今年は 10 月 31 日から午前便のヒラメ釣りを始めると案内している。 師崎は過去 2 年と同じなら 11 月中旬に始まり、12 月に入ると両県とも本番になりそうだ。 始まる時期は活きイワシが手に入るかどうかでも変わるので、各船の「イワシ入荷」「ヒラメ開幕」の知らせを目安にしたい。

よくある質問

愛知・三重の冬のヒラメ釣りはいつから始まりますか?
生きたイワシをエサにする泳がせ釣りの便が、11月に入ると始まります。石鏡の幸徳丸は2024年が11月2日、2025年が11月1日に今季初出船で、2026年は10月31日から始めると案内しています。鳥羽の長栄丸は2025年10月29日に泳がせ釣りを始めました。知多半島の先の師崎は少し遅く、11月中旬です(2024年は武丸が11月11日、竹下釣船が11月13日、2025年は松下釣船が11月11日、竹下釣船が11月14日)。
愛知・三重のヒラメはいつまで釣れますか?
師崎の武丸は、ヒラメの便の最終日が2025年は3月20日、2026年は4月3日でした。同じ師崎の竹下釣船は2025年4月15日にもヒラメの乗合を出しています。石鏡の幸徳丸は2025年4月28日に今季のヒラメ釣りを終えていて、2026年は5月3日にもヒラメの便を出しています。両県の釣果報告のうちヒラメが出てくる割合は、2月下旬に18%、3月は6〜7%まで下がります。
いちばん釣れる時期と、大きいヒラメが出る時期はいつですか?
12月から2月上旬です。この時期は愛知・三重の釣果報告の22〜27%にヒラメが出てきます。80cmを超える大型は夏や秋にも出ますが、報告がまとまるのは12〜3月で、師崎の竹下釣船では2026年1月27日に90cm・8.3kg、87cm、82cmの3枚、石鏡の幸徳丸では2024年12月29日に88cm、2026年1月19日に81〜88cmが3枚上がりました。
小さいヒラメは持ち帰れますか?
船ごとに案内が違います。師崎の竹下釣船は38cm以下(2025年11月16日の報告)、山海の英造丸は40cm以下(2025年11月21日の報告)のヒラメを放してもらっていると書いています。乗る前に船宿の決まりを確かめてください。

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